大学受験

大学入試 : A判定でも落ちる

Yahoo!に「ああ、やっぱり!!」と言うニュースが載っていた。 ↓その記事へのリンク↓ https://news.yahoo.co.jp/pickup/6318146 当ブログでも以前、最近の大学入試は合否が非常に分かり難くなっていると書いた。 その理由として、受験日を複数回設けて…

合格体験記の危険、再び

当ブログでは以前から「合格体験記は危険」と主張している。 典型的な危険な話を見掛けたので再度書いてみたい。 テレビを見ていたら某女優とその息子が出演していて、 対談をやっていた。 その息子は口調も非常に丁寧で、 如何にも優秀な感じだった。 実際…

「歴女」と「歴史が得意」は違う

以前、私の妹が知り合い(歴女らしい)と話をしていたら私の娘が話題になったらしく、 「お兄さんの娘さんとは気が合いそう」と言ったらしい。 妹は直感的に「合わない」と思ったらしい。(笑) その知り合いの人を私は知らないが、 妹のその直感は私も正し…

東京の私立大学合格者数が激減している事実

先ほど、テレビで知って今更ながら大変驚いたのですが。 何と昨年から東京の23区にある私立大学の受験において、 合格者数が激減させられていると言う事実なのであります。 これは政府の地方活性化のための明確な政策の1つで、 東京23区内にある私立大…

東京藝術大学の入学試験と合格者と「美」に全てをかけてくる人について

先日、上野の東京藝術大学大学美術館に行った時のこと。 (念のため。美術館名は打ち間違えではありません。大学が2つ重なるのが正しい名称です) 道路の反対側にある音楽学部の門の看板に娘が気が付きました。 「あ!!入学試験だ!!」と。(写真参照) …

東京藝術大学の入学試験

昨日、上野の東京藝術大学大学美術館に行った時。 (念のため。上記の美術館名は間違いではありません。大学が2つ重なるのが正しい名称です) 道路を挟んで反対側の大学の正門に看板があった。 娘と一緒にぉおお~と思わず声を上げてしまった。 「平成29…

スポーツと大学受験

先ほど昼食時にテレビで高校野球がやっていた。 作新学院が活躍していた。 昔を思い出してしまった。 作新学院と言えばジャイアンツの大投手だった江川選手で非常に有名だ。 確か当時から怪物と呼ばれていたが、 惜しくも決勝で敗れた記憶がある。 その後、…

受験の勘違い

あ~また、と思ってしまった。 昨夜、テレビを点けたらクイズ番組がやっていた。 東大、京大の人を集めて競わせる難度の高いクイズだった。 どういう訳か大学受験のポイントを東大系の超有名人が語っていた。 当ブログにおいては、合格者の語ることには要注…

ビリギャル:「サクセスストーリーの読み方」

※ 当記事は大学受験において、成績が中位層以下の受験生とその親を対象としています。 上位層は対象外です。 また、当記事の主旨は「サクセスストーリーの読み方」となります。 本や映画に対する非難でも賞賛でもありません。 サクセスストーリー、特に大学…

日本史・世界史の偏差値で70を超えさせる手法

※ これから書くことは大学受験生向けではなく、親のためのものです。 子供の年齢は小学3年生以下で、出来たら幼稚園児以下が望ましいです。 親自身が低学歴だけれど、子供にだけは良い成績を取らせ、 将来は最低でもMARCHG以上、出来たら早慶上智や国…

大学受験の基本(成績が中くらいの人向け)

※ これから書くことは偏差値が65を超えてくるような成績上位者向けではありません。 50~60台前半までの中位者層向けです。 そして志望校があわよくば早慶上智、MARCHGは何とか入りたいと言う人向けです。 また、現在の高校1~2年生を対象とし…

大学受験の時に親も子供もハマってしまう恐い罠(成績中位層向け)

これから書く事は偏差値が65以上あるような成績上位者を対象としてはいません。 世の中にはどういう訳か成績上位者の上から目線的な合格体験記しかもてはやされていないと感じます。 受験で一番多いはずの成績中位者は全く無視されているのが現状です。 表…

世界史、記憶の持続力対決

先ほど、娘が高校時代の友達とセンター試験の世界史を競争で解いてみた。 相手の子は私大トップに合格している秀才。 しかし、世界史だけは娘はその子を凌駕していた。 その子は昨年のセンター試験では100点中86点で今年は78点だった。 娘は昨年は9…

センター試験で読む日本社会

センター試験の問題をざっと見たら面白いことに気付きました。 国語ではネットについての長文読解が一問出ていました。 英語でもSNSについての長文が一問出ていて、 さらにリスニングでもパソコンの配置を問う問題がありました。 センター試験は学生や社…

センター試験

ふと気付いたら、昨年の今頃は娘のセンター試験でてんてこ舞いだった。 今年も色々と面白い問題が出て話題になっているようだ。 特に国語? 明日の新聞が楽しみかも。 昨年も国語が分かれ目になったようで、 過去最低平均点だったとか。 果たして今年はどう…

受験とスポーツ推薦、部活動について

昨夜、娘と大学の話をしていてハッと気付かされたので記事にしてみたいと思います。 受験とスポーツ推薦、そして部活動についてです。 何度も当ブログにおいては書いて来ています。 当たり前と言えば当たり前の事なのですが、 実際に親として我が子の教育を…

東京藝術大学の合格者

実は娘の学校から今年、東京藝術大学に合格者が2人出ている。 芸術の東大とも言われる東京藝術大学・・・・・ そう簡単に行ける大学ではない。 東大の場合と同様に、幼少の頃から芸術を極めるための教育を受けていない限り合格は難しい。 聞くところによる…

大学受験と親心

※ 当記事における初コメントにつきましては内容いかんに関わらず削除させて頂きます事をご了承ください。 m(u u)m 何となく自分と周囲の親を観察していますと、 親と言う存在はこと子供の学力と言う一点について考えるのなら、 以前から書いて来ている事…

AO入試と推薦入試は就職にヤバい?

かなり恐い事を聞いてしまった。 大学受験の時に一般入試ではなくAO入試や推薦入試で入った学生は就職の時に不利になる、と。 どうやら面接の時に学生に聞いてくる企業はかなりあるみたいだ。 そしてその理由、良く理解出来る。 推薦入試は昔からある。 し…

大学受験において合否が分かり辛くなっている理由

先日記事にした大学入試システムの補足です。 何故、合否が分かり辛くなっているのか、私的な見解を述べたいと思います。 昔は「推薦入試」と「一般入試」しかありませんでした。 今は「推薦入試」「AO入試」「センター試験利用入試」「一般入試全学部」「…

大学入試システムについて

現在、高校生のお子さんを持つ親にとって、 数年後に控えている大学入試につきましては相当な不安を持っておられると思います。 実際問題として、親世代が受けた当時の大学入試システム(30年くらい前)と、 現在の大学入試システムはかなり違っています。…

上智大学の英語にみる生きた英語について

上智大学と言うと英語が出来る人が行くイメージがある。 ところが上智大学の英語の問題について、 塾の先生でも2つの意見に分かれるのが実に興味深い。 「上智の英語は難しい」 「上智の英語はクソ簡単」 どちらが正しいのだろうか??? これについては実…

読むだけ小論文

二次試験には小論文があるので娘が読んでいる。 ちょっと借りて少し読んだら驚いた。 凄く分かり易い。 社会主義と共産主義とか、知ってるようで知らない基礎知識をキチンと教えてくれる。 今の大学受験には良い本が沢山出ている。 あ~自分の勉強不足を実感…

大学からの強烈なメッセージについて

今年の大学受験。 一気に進行しています。 結果がどうなるのかは別にしまして。 試験問題を見ると各大学から非常に強烈なメッセージが発せられていると感じてます。 特に世界史はそのメッセージ性が非常によく出易いと思います。 こんな感じです。 中東の歴…

大学からのメッセージについて

大学受験と言うと膨大で幅広い知識を問われるイメージがある。 確かにその傾向は非常に強い。 しかし、大学によっては受験生達に強烈なメッセージを送って来る場合もある。 例えば某超有名難関私立大学において。 ベルリンの壁が崩壊した年のこと。 大体、試…

センター試験にみる「ゆとり教育」からの完全脱却

2014年1月18~19日にかけて実施された大学入試のセンター試験。 昨年から少し変化が見られた。 このところ易しい問題が続いていて、 その年の平均点が低かったら次の年は易しくして、 と言うような微妙な微調整のみで、全体としては難易度の低い試…

ゆとり教育の後遺症「大学受験のシステム」

今から約12年前。 長い時間をかけて構築された「ゆとり教育」が完成された。 ゆとり教育がもたらした弊害と後遺症は非常に大きい。 しかし誰が導入したのかと言う犯人探しはまるで意味がない。 なぜなら今から遡ることさらに35年。 当時の日本は詰め込み…

日本人の大学選択の間違いについて

高度成長期から今に至るまで、 日本人の大学選択は実は世界の潮流からすると異常だ。 それは一言で言うと偏差値重視主義と言える。 具体例を挙げると、例えば「早稲田大学に行きたい」「慶應大学に行きたい」となってしまう。 ここにおいて、一番大切な何を…

新書庫「大学受験」につきまして

中学受験時代からのブロ友の皆様、お待たせいたしました。(笑) 新しい書庫「大学受験」を作りました。 この書庫は受験そのものの是非を問うためのものではありません。 合格あるいは不合格に至るまでの冷徹なデータ分析や、 戦略・戦術についての記事とな…