江戸っ子の笑いとフランス人の笑い:「江戸小咄大観」「ふらんす小咄大観」
江戸っ子の笑いとフランス人の笑い:「江戸小咄大観」「ふらんす小咄大観」
国立演芸場(東京・隼町)の売店はかねがねとても優秀だと思ってます。
「おにぎり弁当」も良いのですが何より書籍販売コーナーがかなり充実してます。
小さなスペースにも効率的に書籍を置いているため、
落語関係の非常に珍しい本があったりします。
この土曜日の国立名人会では「江戸小咄大観」と「ふらんす小咄大観」を見つけました。
日本人の、特に江戸っ子の笑い話を集めたものと、
フランス人の笑い話を集めたものです。
2冊を比較しながら読むのは大変楽しいです。
フランス人の笑いはエスプリが利いていると言いますか。
日本人とフランス人では文化的にかなりの違いも感じます。
それでも人間の基本は同じなんだなと気付かされもします。
私的にはこの種の比較文化論的な著作がとても好きです。
これらの本は2冊同時に揃えた時に威力を発揮するとも感じています。
この種の小咄が大好きな人には大変お薦めであります。
(^_^)v