戦争が始まったら 2
朝、出がけにテレビで戦争の危険についてやっていた。
ちょっと見ただけだったのだが、
とても興味深い内容だった。
つい最近まで「日本の戦争=有り得ないもの」と言う扱いだが、
ここ数日で一気にミサイルが飛んで来たらどうすべきかと言う番組が流れている。
様々な専門家が色々語っているが、
今朝の番組では「特殊部隊に気を付けろ」と、
違った見方をしていたので大変鋭い視点だと思った。
また、昨日の番組でも「工作員」「スリーパー」に気を付けろとやっていて、
これまた見事な報道だと感じた。
ほとんどの私達日本人は戦後民主主義の中で生きてきたので、
もちろん私も含め、戦争とはどんなものか分かっていない。
他国の状況をニュースで知って大変だなと思うくらいかと。
下手をすると未だに第二次世界大戦のイメージで捉えている人もかなり多いと予想される。
ちなみに現在マスコミはやたらと「米国が空母を派遣した」と報道している。
そして空母の映像を盛んに流している。
確かに空母を送り出すのはただ事ではないのだが、
そもそもこれが何を意味しているのかを具体的に知るには、
現代戦のあり方を知る必要がある。
↓おおよそ、以下の知識を持っておく必要があるかと思う。↓
https://youtu.be/KGJ2OrTDIzA
日本は空母を持たないので、
今回の軍事行動は、上記に空母が加わることを意味している。
空母とは何か?
イージス艦とは何か?
実のところ、これらが作戦行動時に単独で動くことはほぼない。
空母は戦闘機を載せている艦なので、
防衛能力や攻撃能力は極端に低い。
そのため、元々は空母を護衛するために開発されたのがイージス艦となる。
イージス艦は非常に強い防衛能力と攻撃能力を兼ね備えている。
しかし潜水艦に対しては他の艦と大した差はない。
艦隊行動では常に対潜哨戒機も含めて皆が連動して行動しない限り意味がほとんどなくなってしまう。
また、イージス艦を含めた艦隊行動はほぼ無敵の結界を持っていることも意味している。
しかしながら、現代の艦隊戦とは、昔のように近付いて主砲を撃ちまくるなどは無い。
遥かに離れたお互いが目に見えない位置で既に勝敗はけっしている。
映画「亡国のイージス」にその様子は詳しい。
実のところ、非常に意外かも知れないが、
イージス艦を含めた現代の軍艦は攻撃を受けることを想定していない。
厚い装甲で覆われていると思ったら大間違いで、
たった1発食らっただけで戦闘不能となってしまう。
攻撃を受けないのをそもそもの発想としているので、
かなり恐いと言えば恐いのだが、
それほど、現代戦とは前の大戦時とは大きく違っている。
ちなみにイージス艦1隻の能力は、かつての大日本帝国の連合艦隊全部と互角に戦えるほどの能力を有している。
つまり「アメリカが北朝鮮方面に空母を派遣した」と言うニュースは、
空母を含めたイージス艦、対潜哨戒機、潜水艦などの「無敵の」艦隊が向かっていることを意味している。
世界中でこの艦隊に手出し出来る国は存在しない。
中東でアメリカは50数発ものミサイルを撃ち込んだが、
今のところ反撃の「は」の字も聞いていない。
つまり、手も足も出せないのだ。
当然、北朝鮮も手も足も出せない。
出した途端に木っ端微塵に粉砕されるのが分かっているからだ。
だが、それは戦闘だけ、と言う意味においてでしかない。
戦争は他にも特殊部隊や工作員、スパイ達による破壊工作やテロ、
平和運動などの情報戦も展開されるのは常道と言える。
この辺の事情はスイス政府編纂「民間防衛」に詳しい。
日本ではよく平和運動のデモを見かける。
多くの良識人はこのデモを見ると立派な人達が頑張っていると思ってしまう。
まあ、大多数は良識人なのであるが、
実はこのような運動は上記に挙げた「民間防衛」によれば、
非常に危険な利敵行為だとし、最大限の注意をする必要があると記されている。
敵国の工作員やスパイは、このような平和愛好家達を上手に利用し、支援し、
自分達に都合の良いように世論を導いて行くのは世界では普通に行われている。
このような手法は映画「セブンイヤーズインチベット」に詳しい。
世の中の進歩的文化人と言う人種が最終的に何をやるのか?
結末はかなり恐ろしい映画だ。
そしてこの映画は実話だ。
実際のところ、大規模な戦争が始まった場合、
大災害と同じで流通が寸断され、様々な不都合、
そして命の危険に直面する。
民間人に出来ることは少ない。
それでも、出来ること、やらなくてはいけないことはある。
微力ながらも、自国の安全と安心のために乗り切るための行動をすべきかと思っている。
そのための指針としては、
私的には最も頼りになる本は前出のスイス政府編纂「民間防衛」となる。
他にも色々なものが出ているかも知れないが、
残念ながら日本は戦後、戦争については一切考えないことを善としてきた民なので、
その民の書くことは現時点では信用できない。
恐ろしく辛口な内容であるが、
私は今のところ「民間防衛」を読み直している。
戦後民主主義の基本は「平和平和と自分達だけが言っていれば平和になれる」と思い込んでいる点にある。
「戦争するには相手が要る」と言う視点がスッポリと抜け落ちている。
その相手がヤると言って本当にヤって来た場合。
どのように対処すべきなのか。
怒ったり泣いてもどうしようもない事態と言うのは世界を眺めていればいくらでもあるのが分かる。
日本は絶対に巻き込まれてはならないのだが。
どうもそうは言っていられない状況になりつつあるように感じている。
終わり
ちょっと見ただけだったのだが、
とても興味深い内容だった。
つい最近まで「日本の戦争=有り得ないもの」と言う扱いだが、
ここ数日で一気にミサイルが飛んで来たらどうすべきかと言う番組が流れている。
様々な専門家が色々語っているが、
今朝の番組では「特殊部隊に気を付けろ」と、
違った見方をしていたので大変鋭い視点だと思った。
また、昨日の番組でも「工作員」「スリーパー」に気を付けろとやっていて、
これまた見事な報道だと感じた。
ほとんどの私達日本人は戦後民主主義の中で生きてきたので、
もちろん私も含め、戦争とはどんなものか分かっていない。
他国の状況をニュースで知って大変だなと思うくらいかと。
下手をすると未だに第二次世界大戦のイメージで捉えている人もかなり多いと予想される。
ちなみに現在マスコミはやたらと「米国が空母を派遣した」と報道している。
そして空母の映像を盛んに流している。
確かに空母を送り出すのはただ事ではないのだが、
そもそもこれが何を意味しているのかを具体的に知るには、
現代戦のあり方を知る必要がある。
↓おおよそ、以下の知識を持っておく必要があるかと思う。↓
https://youtu.be/KGJ2OrTDIzA
日本は空母を持たないので、
今回の軍事行動は、上記に空母が加わることを意味している。
空母とは何か?
イージス艦とは何か?
実のところ、これらが作戦行動時に単独で動くことはほぼない。
空母は戦闘機を載せている艦なので、
防衛能力や攻撃能力は極端に低い。
そのため、元々は空母を護衛するために開発されたのがイージス艦となる。
イージス艦は非常に強い防衛能力と攻撃能力を兼ね備えている。
しかし潜水艦に対しては他の艦と大した差はない。
艦隊行動では常に対潜哨戒機も含めて皆が連動して行動しない限り意味がほとんどなくなってしまう。
また、イージス艦を含めた艦隊行動はほぼ無敵の結界を持っていることも意味している。
しかしながら、現代の艦隊戦とは、昔のように近付いて主砲を撃ちまくるなどは無い。
遥かに離れたお互いが目に見えない位置で既に勝敗はけっしている。
映画「亡国のイージス」にその様子は詳しい。
実のところ、非常に意外かも知れないが、
イージス艦を含めた現代の軍艦は攻撃を受けることを想定していない。
厚い装甲で覆われていると思ったら大間違いで、
たった1発食らっただけで戦闘不能となってしまう。
攻撃を受けないのをそもそもの発想としているので、
かなり恐いと言えば恐いのだが、
それほど、現代戦とは前の大戦時とは大きく違っている。
ちなみにイージス艦1隻の能力は、かつての大日本帝国の連合艦隊全部と互角に戦えるほどの能力を有している。
つまり「アメリカが北朝鮮方面に空母を派遣した」と言うニュースは、
空母を含めたイージス艦、対潜哨戒機、潜水艦などの「無敵の」艦隊が向かっていることを意味している。
世界中でこの艦隊に手出し出来る国は存在しない。
中東でアメリカは50数発ものミサイルを撃ち込んだが、
今のところ反撃の「は」の字も聞いていない。
つまり、手も足も出せないのだ。
当然、北朝鮮も手も足も出せない。
出した途端に木っ端微塵に粉砕されるのが分かっているからだ。
だが、それは戦闘だけ、と言う意味においてでしかない。
戦争は他にも特殊部隊や工作員、スパイ達による破壊工作やテロ、
平和運動などの情報戦も展開されるのは常道と言える。
この辺の事情はスイス政府編纂「民間防衛」に詳しい。
日本ではよく平和運動のデモを見かける。
多くの良識人はこのデモを見ると立派な人達が頑張っていると思ってしまう。
まあ、大多数は良識人なのであるが、
実はこのような運動は上記に挙げた「民間防衛」によれば、
非常に危険な利敵行為だとし、最大限の注意をする必要があると記されている。
敵国の工作員やスパイは、このような平和愛好家達を上手に利用し、支援し、
自分達に都合の良いように世論を導いて行くのは世界では普通に行われている。
このような手法は映画「セブンイヤーズインチベット」に詳しい。
世の中の進歩的文化人と言う人種が最終的に何をやるのか?
結末はかなり恐ろしい映画だ。
そしてこの映画は実話だ。
実際のところ、大規模な戦争が始まった場合、
大災害と同じで流通が寸断され、様々な不都合、
そして命の危険に直面する。
民間人に出来ることは少ない。
それでも、出来ること、やらなくてはいけないことはある。
微力ながらも、自国の安全と安心のために乗り切るための行動をすべきかと思っている。
そのための指針としては、
私的には最も頼りになる本は前出のスイス政府編纂「民間防衛」となる。
他にも色々なものが出ているかも知れないが、
残念ながら日本は戦後、戦争については一切考えないことを善としてきた民なので、
その民の書くことは現時点では信用できない。
恐ろしく辛口な内容であるが、
私は今のところ「民間防衛」を読み直している。
戦後民主主義の基本は「平和平和と自分達だけが言っていれば平和になれる」と思い込んでいる点にある。
「戦争するには相手が要る」と言う視点がスッポリと抜け落ちている。
その相手がヤると言って本当にヤって来た場合。
どのように対処すべきなのか。
怒ったり泣いてもどうしようもない事態と言うのは世界を眺めていればいくらでもあるのが分かる。
日本は絶対に巻き込まれてはならないのだが。
どうもそうは言っていられない状況になりつつあるように感じている。
終わり