結婚のゾッとする話

少子化だとか結婚の話になると、
どういう訳か女性の視点でしか語られない一方通行性を感じている。

それも恐ろしく的が外れた意見が多く罷り通っている感がある。

その事についてはまた別の機会に書くとして。

これから書くのは若い頃の私が感じた結婚についてゾッとした感覚になる。

こんなことを感じるのは自分だけなのかな?と当時思ったが、
同様の意見も結構見たので、以下のように感じる若い男は結構いると思う。

若い男で、恋人がいないケースの場合。

彼女が欲しいと願う男がほとんであるかとは思う。

ノーマルな男だったら間違いなくそうであろう。

ただし、その彼女のいない若い男が新婚の家庭にお呼ばれした場合。

何をどう感じるのか。

実は私の場合・・・ゾッとした経験がある。

彼女は欲しかったのだが、
その新婚さんの家庭は郊外の賃貸アパートで、
今考えれば狭いという訳でもなかった。

そこには奥さんと赤ちゃんがいて、
ニコニコ微笑んでいる旦那さんがいた。

当時の私はそれを眩しいとか羨ましいとかは本心から思えなかったのである。

ゾッとしてしまった、と言うのが(当時の)本心だ。

女性の「性」と言う、超魅力的なものに絡めとられ、
共に暮らすようになるとはこういう事なのか?と。

自由気まま、勝手気ままに遊ぶことはもう許されず、
真面目に働き、子供を育て、惨めな暮らしをずっと続けること。

それが結婚なのか?と。

こんな生活、堪らなく嫌だと当時の私は本気でそう思ってしまった。

もし当時、魅力的な彼女がいたらそうは考えなかったかも知れないが、
残念ながらその時はお付き合いできる女性がいなかったので、
冷静に第三者の視点で新婚生活を観察できた結果がそれだった訳だ。

しかし、それから数年後、私のこの考えは180度の大変換をすることになった。

とは言え、多くの彼女のいない若い男は上記のような考えを本気で持っている人がかなり多いのでは?と思う。

・1人で十分楽しい。結婚の必要性を感じない

・面倒臭そう

・縛られるのが嫌

・自由に勝手にいつまでも遊んでいたい

実際にテレビの笑点の独身いじられキャラの司会者なども楽しく上記のような事を語る。

私の周りにもいる。

しかし本来はこう考えなくてはならないのだ、と思う。

・人間、性を持っている以上、1人では決して幸福にはなれない

・そもそも結婚は面倒臭いが、面倒臭いことの方が遥かに楽しい

・縛られるのは楽しい(笑)

・遊びだけの人生は実は全然楽しくない

いずれにしても。

若い男性とはまだまだ結婚については未熟でありそもそも未体験ゾーンである。

ゾッとするであろう。

しかし、魅力的な女性とお付き合いさえできれば、
ゾッと感など雲散霧消するのだけは間違いない。(笑)

終わり