落語の種類と楽しみ方

最近、寄席通いを始めて、
落語には色々種類があると気付いた。

よく落語の本に載っているのは、
古典落語」「新作落語」「古典をかなり改作した落語」の3つの区分けである。

これ以外に「漫談風落語」というのがあるのでは?と感じている。

最初に挙げた3つの区分けの落語では、
「マクラ」と呼ばれる世間話から始まる。

落語家が着物の上に羽織っている羽織を脱いだ時に本編が始まる合図となっている。

しかし、このようなしきたりが意味をなさない落語が、
私が「漫談風落語」と思っているものだ。

このような単語があるのかは知らないが、
そうとしか言えない感じのものだ。

具体的に落語家名を挙げると、
林家しん平笑点のメンバーの一部に見られる。

林家三平林家木久扇三遊亭圓楽を見た時は笑点ネタをやってくれた。

笑点ネタは観客に非常にウケる。

林家しん平は何とも言えない日常生活で感じる実に楽しい噺をしてくれる。

古典でもなく新作でもない。

ストーリーがない。

でもメチャクチャ面白い。

そんな感じの落語だ。

常設の寄席の場合、非常に大勢の出演者がいるので、
上記のような漫談風落語が入ってきた場合、
個人的にはとても面白く感じる。

古典落語新作落語と漫談風落語、それに色物が上手に組み合わさった寄席って、
凄く面白いな~と思う今日この頃です。

終わり