正義感と思い込みが強い人間は非常に危険

子供の頃から私達は正義感が強い人は偉いと教わる。

道徳の時間にも正義は大切だと説く。

ところが、世の中の殺人事件や傷害事件は正義感が絡んでいる場合がかなり多い。

昔、人気のラーメン屋で文句を執拗に言った人を、
その店のファンが激怒して追い駆けて殴り殺してしまった事件が発生した。

店の人ならまだしも、客が・・・・・

正義感は非常に厄介だ。

そもそも正義とは相対的な概念なので、
時代や状況により随時変わってしまう。

これが正しい、と断言して来る人は非常に危険だと思った方が良い。

これに思い込みが重なった場合は、
もうこの段階で一触触発の人物と看做せる。

常にイライラしながら世の中の不正を正そうと行動している。

電車に乗っている時もネットをしている時も。

執拗に「間違っている人」を探して攻撃しようとしている。

自分が極めて攻撃的な危険な人物に成り下がっている事に気付きもしない。

何故なら自分こそが絶対的な正義だと思い込んでいるから。

だからこそ、非常に口汚く相手を罵って来れる。

それがどんな結果をもたらすのかまるでお構いなし。

はっきり言うと、限りなく殺人事件に発展する可能性が高いのである。

よくて殴り合いの傷害事件。

世の中にはこの種の人間、結構いる。

そしてネットの世界にもかなりいる。

自分が正義のパトロールでもしている気になって、
色々な検索ワードを入れてブログやらツイッターやらをチェックし、
わざわざ初対面の人の記事に攻撃的なコメントを書き込んで来る。

それが「荒らし」と呼ばれる事にすら気付いていない。

ともかく自分は正義だから、と。

かなり病んでいる。

しかしかなり存在している。(苦笑)

終わり