教育は12歳までに終了する

何となく、親は我が子の教育は随分先まで出来ると思い込んでいる。

例えば、20歳くらいの大学生になった我が子へも何らかの教育は出来るはず、と。

思い込みも甚だしいと思う。(苦笑)

親が出来るほぼ全ての教育は子供が12歳くらいまでに決まってしまう。

これは恐ろしいまでの事実だ。

親が我が子に教育者として関われるのは小学校卒業時点くらいまでだ。

つまり、もっと言うと、親が我が子へする教育とは、
物心がつく数歳から始まり、12歳の段階でほぼ終了してしまっている、と。

従って11歳くらいではもう1年しか無いので修正はほぼ不可能になってしまう、と。

学校の勉強も、躾も、子供がほぼ12歳の段階で、
「親として出来る教育」は終了してしまっている事実を思い知らなければいけない。

13歳以降、子供は思春期に、そして反抗期に突入する。

親の言う事は間違いなく聞かなくなる。

素直に聞いているとしたら成長に問題がある。(苦笑)

13歳以降は子供自身の意志に大きく関係して来てしまう。

つまり、基本的な親の教育は既に終了しているのである。

これ以降は築き上げて来た生活習慣によって我が子の人生は進んで行く。

そんなはずはないって???

では15歳くらいの我が子に言ってみたら???

例えば「勉強しなさい」と。

大抵は貴方より背の高い我が子からこう返事が来るはずだ。
「うるせえ、ババアッ!!」と。

大体13歳頃からソレは始まり・・・・・

15歳くらいになったら、もう親は我が子をコントロール出来ない段階に入っているのである。

躾、知的好奇心、良好な人間関係の構築・・・・・

これらの基本はもうこれから先は我が子自身の選択にかかっている。

親が我が子に出来る教育期間は想像以上に短いのである。

終わり


以前、医者の親が我が子を医者にするため、
高校生の息子に「集中治療室」?とか称する部屋で、自らがスパルタ教育で勉強を教えていた。

どうなったのか?

我が子に家に放火され一家離散状態となった。

教育を間違えると本当に恐い。

私も恐い。(苦笑)
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