災害対策の最重要基本装備「トイレ」「飲料水」「生活用水」

さて、一番大切な事は「最初の一撃で死なない事」。

では、生き残った場合、何をどうやって準備しておかなくてはイケないのか???

阪神淡路大震災では6千数百人が命を落とした。

大抵の方は最初の1分以内の圧死である。

しかし、余り知らされていないが、
残りの千数百人の死因・・・・・つまり「震災関連死」・・・

また、新潟中越地震の時は、揺れで亡くなった方は非常に少ない。
しかし、その後の震災関連死で亡くなった方が確か50数名いらっしゃる。
この場合は揺れよりも関連死の方が多い。

「震災関連死」

一部良心的マスコミは取り上げた。

それは「トイレ問題」に起因した「エコノミークラス症候群」である。

震災・・・トイレが無くなるのである。

あっても非常に汚く、また大変な混雑状況を呈する。

ちなみに私の居住区・・・横浜市

その一地域(町単位)であるが、人口1万数千人・・・

公的機関が用意しているトイレ数・・・「2基」

大抵の亡くなった方は「中高年以上の女性」だ。

都市で生活している女性と言う生き物は死んでも野糞は出来ない。

野糞をするくらいなら、食べない飲まないで狭い車内でひっそりと生きる方を選ぶ。

また、マスコミは震災を美談にしたがるので、
トイレ周辺の治安の悪さを記事にしなかった。

女性が夜間トイレで襲われたケースが報告されている。

つまり、人目を避けて夜間に用を足しに来た女性を暴漢が襲ったのである・・・

阪神淡路・新潟中越・・・最近の大きな日本の都市部の震災で、
「飢え死んだ者はいない」。

しかし、トイレが原因で死んだ方が多数いる。

実際にトイレ問題で苦しんだ方の数は物凄い数字に上る。

コレは非常に惨めな状況になる事を意味する。

私は真っ先にトイレの装備を最優先課題に挙げている。

具体的に示そう。

イメージ 1

↑ポルタポッティ。携帯型水洗トイレ。
 
 コレは水と消臭剤が必要ではあるが、
 家庭のトイレと同じ感覚で使用できる超優れ物。
 値段も2万円くらいから入手出来るのが素晴らしい。

 私はコレを自宅と会社にそれぞれ1基ずつ装備している。

イメージ 2

↑そして、ソレを可動させるために必要な水を運ぶ運搬手段。
 75リットルの水を運べるコールマン製の車輪付き水キャリア。
 給水車が来た時、あるいは近所の川で汲んで、
 少なくとも生活用水、特にトイレ用水の確保はコレで心配はなくなる。

もちろん、この携帯トイレを、
自宅が崩れなかったら、自宅内で使用できるが、
そうでなかった場合はテントが必需品となるのは言うまでもない。
この場合はテントではなく、スクリーンタープと言うのが適切だと思う。

ちなみに後述するが、テント・タープ類の備蓄は私は完璧にしている。(^^v

イメージ 3

↑忘れてはイケない「飲料水」。
 コレは最強・最終的な備蓄として考えている物。
 「サン・アルデオール高溶存酸素水」
 現存する飲料水の中で一番高い性能・保存期間を有している。
 一応、5年と言われているが、実験では軽く10年以上OKのようだ。

 コレは私の飲料水備蓄の最終砦としている。
 20リットル入りと10リットル入り、合わせて約100リットルの備蓄がある。

飲料水はコレ以外に水道局の缶タイプやペットボトルの市販のミネラルウォーターを、
常時最低50リットルくらいは保存して、使った物を補充する態勢を整えている。

やはり、飲料水の優先順位は非常に高い。

続いて順次、優先度の高いと思われるものから記事にして行きたい。

終わり