新型インフルエンザのパンデミック対策(豚インフルエンザ)についての個人的見解

今回のメキシコから始まった豚インフルエンザ

娘の学校からは注意書が既に配られた。

首都圏においては、
「1人感染者が見つかった場合」でも、
臨時休校の措置がとられる、との事。

さて、本日の情報では、とうとうレベル(フェーズ)5にまで上がった。
最高レベルは6である。

これは「パンデミックフェーズ」と言う6段階で表示されている。
出典は「パンデミック小林照幸著、新潮新書

数字が増えるに従って深刻になる。(WHOの基準)

1 人への感染リスクは低い

2 人への感染リスクが高い

3 人から人への感染は無いか極めて低い

4 人から人への感染が増加している証拠がある

5 かなりの数の人から人への感染がある

6 効率よく持続した人から人への感染が確立

ちなみに「フェーズ5」と言う言い方が正しいが、
日本語ではフェーズって分り難いと思う。

さて、最初に大切だと思っているのは、
「正しい知識を得る事」。

素人判断は大変危険であると思っている。

こばしま様の記事にリンク先があるので、
参照されると良いかと思う。

http://blogs.yahoo.co.jp/fukuraix3/52424299.html#52424299

パニックに陥るのも悪いが、
正常性バイアス」と呼ばれる、日常生活を強行しようとする事は、
感染の拡大に直結するので、パニックよりもこの場合危険である。

ともかく正しい知識を持って冷静に慌てずに対処したいと思っている。


さて、先日の私の記事で、
水などライフラインは破壊されないから大丈夫だ、などと勝手な事を書いてしまった。

しかし、最終局面のフェーズ6になった場合、
どうも全然違うらしい事も判明してきた。

実際、メキシコにおいてはスーパーでも食料・水の買い占めが出てきている。

本格的な大流行になった場合、
役所や交通機関ライフラインの従事者達にも感染が広がり、
都市機能そのものが維持できなくなる可能性がある、との事。
(出典、既出「パンデミック」)

さて、どうしたら良いのか?

パンデミックは最長8週間続く、と予想されている。

従って「最低1ヶ月(理想は2ヶ月分)」は篭城できる食料と場合によっては飲料水が必要になる。

しかし、現在の日本の家屋状況を考えると非常に難しい。

どうしても外出して買い物や緊急の要件を済ませなくてはイケない事態もあるだろう。

やはり、その際の、感染防止用のマスクと消毒液、ゴーグル、手袋などが必要となろう。

マスクは出来ればN95が良いかと。
しかし、高価なので厳しい。

ちなみに昨日の段階で、近所の薬局は売り切れていた。

私の場合も10数個しか確保できていない。

マスクは1人25枚必要との事。


さて、通常の防災装備に加え、以下を緊急追加した。

念のため、N95マスクを10数個。
クレベリン消毒液を3本。
上記は2日前に既に緊急購入。

さらに昨日の追加が以下の通りである。

100円ショップの製品を組み合わせて、
取り敢えずの応急処置である。

イメージ 1

↑100円ショップの製品。
 塩素系漂白剤 10本。
 厚手のゴム手袋 12枚。
 風邪用マスク 100枚。
 右横は参考のためのN95マスクとクレベリン消毒液。

イメージ 2

↑さらに薬局でイソジンうがい薬とN95までは行かないが、
 それなりのレベルのマスクを10枚追加。

イメージ 3

↑震災用のゴーグル、粉塵マスク、軍手を参考までに。
 ゴーグルが流用できると思って持ち出した。

ちなみに本「パンデミック」では、これら以外の備蓄物品には、
通常の災害時のための物が含まれていた。

念のために挙げておく。(出典は既出「パンデミック」)

懐中電灯。乾電池。携帯電話充電キット。

ラジオ。携帯テレビ。カセットコンロと交換用ボンベ。

トイレットペーパー。ティッシュペーパー。キッチン用ラップ。アルミホイル。

洗剤(衣類・食器等)。石けん。シャンプー。リンス。

保湿ティッシュ(アルコールのあるものとないもの)。

生理用品(女性用)。

ビニル袋(汚染されたゴミの密封に使用)。

他に常備薬も挙げられているが、解熱剤などは迂闊には使用できないので要注意との事。

ちなみに上記の出典本「パンデミック」は、
ノンフィクション作家の小林氏が、
入念な専門機関への取材の下に記されたものである。

冷静な対応と装備で迎え撃ちたいと思っている。

私も徐々に装備を追加して行くつもりである。



余談:厚生労働省の試算によると、強毒型のウィルスであった場合、
   日本の死者数は64万人と計算している。




超余談:
非常に不謹慎ながら、私の防災は趣味と化している・・・
過去記事に修正を加え、参考までに現時点での装備を挙げておく。

念のため、以下の装備にパンデミック用が追加されている。

(家族5人分)

・枕元

灯火類:10ヶ(マグライト大、LED懐中電灯、マグライト小他、各部屋に配置)

L字型バール、大金槌、降下用ロープ:それぞれ×1を2階に装備

緊急脱出時防災ベスト
(SWATベスト、アメリカ警察の特殊部隊が使用している優れ物)
:防塵マスク、防護メガネ、飲料水1L、海難用保存食料1パック、笛、軍手、
 SASサバイバルキット、携帯電話充電機能付きLEDライト・ラジオ、
 パラシュートコード、強力ライト、スイスアーミーナイフチャンピオン、
 大型ナイフ、L字型懐中電灯、交換電池数組を装備

ヘルメット:ヘッドランプ付 

靴:登山靴(登山用靴下も同梱)

服:FDU(地味な色の戦闘服)


・玄関

L字型バール、大金槌:それぞれ×1


・倉庫内容(会社と自宅に2重分散保管)

応急セット(大):×2(分散保管)

SASサバイバルキット:×1(イギリス軍特殊部隊スペシャル・エア・サービスが使用する優れもの)

携帯テレビ:×3(携帯電話のワンセグを除く)

携帯ラジオ:×8

防塵マスク:×100

防護メガネ:×10

軍手:×100

軍足:×50

現金:約3万円分を500円玉、100円玉、10円玉で最も堅牢で安全な場所に保管

通帳、印鑑、保険証等:最も堅牢で安全な場所に保管

予備電池:各種相当数

灯火類:ガソリン式、ガスカートリッジ式、灯油式、電池式
   (あらゆる燃料に対応した数、種類を確保)分散保管

トイレットペーパー:半年分(減った分を常に買い足し)

ティッシュペーパー:半年分(減った分を常に買い足し)

女性用生理用品:相当数

燃料:半年分
  (自動車用ガソリン50L、ホワイトガソリン50L、
   混合ガソリン5L(ガソリンは消防法適合容器に法定範囲で保管)、
   キャンプ用ガスカートリッジ約100個、炭20kg)

ブルーシート(大):×2
 
トイレ:携帯トイレ多数、水洗式携帯トイレ ×2

水のいらないシャンプー、水のいらない石けん:それぞれ×10本

防災用圧縮タオル:×20

飲料水:250L

生活用水:120L+風呂の水    
     さらにコールマン社製70L容器(車輪付)で川で携帯水洗トイレ用水を汲む事が可能

食料:2週間分以上(家族5人分、レトルト、缶詰、サバイバルフーズ、MREレーション他)

米:10kg+α(常に10kgの袋を確保し、少なくなったら買い足している)

塩:5kg

砂糖:5kg

醤油:2L

クーラーボックス:×5

貯水タンク:×3(生活用水保管用を除いた数)

テント:もはや30人くらいは楽に収容できる数を確保、分散保管

タープ:もはや30人くらいは楽に収容できる数を確保、分散保管

トイレ用小スペーステント: ×2

携帯シャワー: ×3

寝袋:10ヶ(家族分×2を分散保管)

マット:10ヶ + 大型マット5ヶ

折り畳みハンモック:×2

コット:×1

イス・テーブル:20人分くらいを確保、分散保管

食器類:キャンプ用の使い捨てを含め100人分くらいを確保、分散保管

調理器具:キャンプ用品を充分数確保 

ガスコンロ:全ての燃料に対応できる数、種類を確保。
      (ツーバーナー、シングルバーナー、七輪、バーベキュー用等々)

エンジンチェーンソー:1機

ジャッキ:×2

斧:大×1

工具:レザーマン、ドリル、のこぎり他一式

スウェーデン製特殊鋼破壊工具:エレベーターや航空機の機体すら破壊できる優れ物

無線機:トランシーバー×5、防災無線傍受機×3(盗聴器発見機能付き)

GPSレシーバー:×2

消火器:×5(各部屋前の要所に配置)

発電機:×1


・自動車(ミニバン)搭載サバイバルグッズ

応急セット(小):×1

脱出用窓ガラス破壊器:×1

斧:小×1

携帯トイレ:小用×30、大用×10

寝袋:×2

毛布:×2

テント:(小)×1

ハンモック:×1

飲料水:6L

食料:2日分(ただし乾パン、ビスケット、海難用保存食等、緊急用のみ)

ランタン:電池式×5(うち1ヶは強力スポットライト)

トランシーバー:×2 

予備電池:相当数

交流変換器:×1

ティッシュ:1週間分


・営業用鞄

水筒500ml、携帯食料1パック、地図、コンパス、雨具、笛(防災カード付)、
携帯電話充電器、LED懐中電灯・ラジオ(手回し充電式)、応急セット、裁縫セット


・移動手段:自動車(ミニバン)、バイク(100ccのスクーター)、自転車


※ 入手したいと思っている物:自動車用消火器(約5万円)、
               携帯風呂(約10万円)、核シェルター(約1000万円)、
               当面は無理である。(TT)

上記の装備を見て「普通ではない」と感じる方も多数いらっしゃるかも知れないが、
防災先進国「スイス」では、
新築の家には核シェルターが義務付けられており、
食料他は最低2週間、理想的には3ヶ月分が推奨されている。
参考図書「民間防衛」スイス政府編纂。

私の備えなど、ヨーロッパ先進諸国から見たら、
貧弱なものです。

これだけの地震国家に暮らしているので、まずは出来る事から備えましょうっ!!
「有備無憂」!!
(^^v

そして・・・今回のパンデミック!!
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