介護について

今日、タレントの清水由貴子さんの自殺が報じられていた。

介護疲れらしい、と。

ご冥福をお祈り申し上げます。

介護の問題は今後の高齢化社会にとって、
非常に怖いと思っている。

つくづく思うのだが、
この種の問題に実態を知らぬ者が口を出してきた場合、
悲劇的な結末に至る気がしている。

実は・・・まだ、当ブログにおいて記事にした事がない、
重要な問題があるのだが・・・
それはさておき・・・

今から40年くらい前?に道徳の教科書?に書いてあった。

ある母親がお爺さんの介護をしていた。

しかし、毎日毎日、家族の誰も手伝ってくれず、
ウンコとオシッコの世話に疲れ、
とうとう言い出す。
「大変だから、食べさせる量を減らす」と。

家族はそこで反対を表明する、と言う話。

しかし、この話には結末は無かったと記憶している。

皆はどう考えるか?と。

今から思っても凄まじい教材だったと思う。

都市部に在住し、コンクリートと衛生的な環境に身をおく現代日本人は・・・

しかし、子を持った者はそれでも、初めて育児と言う現場で直面する。

介護の現実(育児を含め)・・・
ソレはまず、人間とは人糞製造機である現実を思い知らされる事。

そう、ウンコやオシッコに触らなくては始まらないのである。

育児の場合は、まだ我が子が成長して行く、と言う希望がある。

しかし、介護は・・・

人糞以外に、ボケの問題が存在している。

無責任な者は、ここで道徳を振りかざす。

面倒を見るのは当たり前だ、と。(特に男が多い)

そのクセ自分は何の協力もせずに・・・

一度でも良い。

あの臭気を嗅いでみろっ!!、と言いたい。

具体例を挙げる。

自分のウンコを毎日、毎日、タンスに入れてしまう者。

投げつけてくる者・・・

どうすべきか?

家族の誰か一人に負担を押し付ける事があってはいけない。

いずれ、破綻がくるであろう・・・

その時に後悔しないためにも、
介護の実態と救済策を良く検討しておく必要があると思っている。

まかり間違っても理想論だけでは解決しない・・・