の○おちゃん(ある学級崩壊)

中学時代、の○おちゃんと呼ばれた新任の教師が赴任してきた。

の○おちゃんは小柄で、非常に人が良く、
否、ちょっと普通じゃないくらい意志が弱かった。

住んでいるアパートに友人達と泊りに行った事があったが、
部屋は滅茶苦茶で、ゴミで床が埋まっていた。

新聞勧誘を断れずに7~8社の新聞を取っていたほどだ・・・

当然、生徒を叱れるはずもなく、
の○おちゃんの授業だけは大混乱状態となった。

コレは先生が原因の立派な学級崩壊だった。

もちろん、他の先生の授業では起こらなかった。

「人が良い」と言うのも度を超すと、
とんでもない事態を招く事になる。

でも、性格はとても良い人ではあった。

しかし、少なくとも「教師」には向いていなかったと思う。

古い古い話だが、何故か思い出した・・・