至福の時(プラネタリウム編)

かつて、今は無き渋谷の五島プラネタリウムで体験した「至福の時」。

私はプラネタリウムの夕暮れ時の演出が大好きだ。

五島プラネタリウムでは毎週土曜日の夜は、
「星と音楽の夕べ」と言うプログラムだった。

映し出されたプラネタリウムの太陽。

渋谷の街の西のシルエットに向かい、
太陽は少しずつ沈んでゆく・・・

流れる曲は、
アルビノー二の協奏曲第二番第二楽章・・・
(ハマり過ぎの音楽だった)

やがて西の空は夕焼けで真っ赤になり、
東の空には星が一つ、また一つと現れてくる。

そして、太陽の光が失われると、
急速に数を増す星達。

ふと気付くと頭上には数千の星達が輝いている。

見事な演出であった。

五島プラネタリウム・・・