大学教授の家

小中学校時代の友人に東大教授の息子がいた。

小学生の時、そいつの家に遊びに行って大変驚いた。

かなり広い(多分100坪くらい?)庭付きの高級住宅地の中の、
最高級住宅に住んでいた。

しかし、びっくりしたのは「家の高級さ」ではない。
その圧倒的な本の量である。

まず、玄関先の広いスペースに本が何百冊も積み上げられていた。

階段の半分は本に占領されていた。

階段の踊り場は完璧に本だらけ。

グランドピアノの音に邪魔にならないギリギリのところまで本、本、本。

家中の至る所が本に占領されていた。

さらに庭には4畳半くらいの物置があったが、中は全て本。

その後、自分が子供を持ってから、
林望の「考える子供の育て方」と言う本の中で、
「自宅を図書館化せよ」と言う言葉に感銘を受け、
実践している。(^^;

私はつい最近まで、
この(元)東大教授の家が最強だと思っていたら、
何年か前、作家の立花隆の私生活がテレビ番組でやっていた。
そこには「本の家!!」が一軒丸ごと映されていた。

世の中、上には上がいるものです。
(^^;