友人との遊び

5年生になってから今に至るまで、
最も気になった1つに「友人との遊びの時間」がある。

元々人付き合いの苦手な娘が、
もっと苦手になってしまうのでは?と言う心配があった。
この心配は今でも持続している。

実際問題は色々あったが、
現在は塾でも学校でも一応無難に過ごしている。

しかし、放課後に友人と遊ぶ時間がほとんど(全くと言ってよい)取れない。
これは受験組に共通している。

社交的な子なら良いのかもしれないが、
うちの場合どうしても気になってしまう。

「対人折衝能力」が劣ってしまうのではないか?と。

ただ、非受験組の場合、
6年生になるとゲームセンターなどに友達だけで行き始めている。
そう言った一部の非受験組の行動を見ると、
受験組で良かったのかな?と思う場面もある。

ドラマ「受験の神様」でもこのような場面が強調されていたと思う。

私の友人の一人(受験組)は、怖ろしいまでにハッキリとこう言った。

「公立の小学校には(子供の)選別がないので、
悪い子供が多くはないが少なくもない。
悪い子を友達に持とうとした場合、
むしろ親が積極的に介入して友人関係を止めさせなくてはいけない。
オレは(公立)小学校の友達は基本的には認めない。
友人関係を認めるのは(私立)中学に入ってからだ。」と。

平等教育の視点から考えると、
う~む、と思ってしまうが、
実際うちの場合、まさにそのような体験をしてしまった。

一人の女の子(学年あげての問題児)が私の娘を標的にして、
表面上は仲良くしてきて、実は裏で凄まじいイジメを加えてきた事があった。

最終的に親同士も凄いケンカになってしまい、
結局は別のクラスにしてもらう事で決着した。

しかし、その女の子は当然改心するはずもなく、
次の学年ではターゲットにした大人しい女の子の髪をつかんで、
ひきずり回すという大問題を巻き起こした。
他にも相当のイジメをやっていたようだ。

イジメの被害を受けたその女の子は転校して行った。

加害者は未だに居座って堂々と登校している。
6年になった現在でも、
やはりそのクラスでは色々問題を巻き起こしているようだ。

子育てにおいては先輩であるその友人に
話しを聞いた時は、何て思い上がったヤツだ、と思ったが、
止むを得ない考えか?と今は思っている。

受験組には実際にそのような考えを実践している
と思われる親が結構いるように感じている。

根本的な所で「勧善懲悪」のない公立小学校。
悲しい事でもある。
(--)