音楽の話し その2

バッハは多数の曲を残しているが、
その中で一番と言われている曲は何だろう?

もちろん人それぞれであるが、
一般的には「無伴奏バイオリンソナタ」「無伴奏チェロ組曲
管弦楽組曲」「ブランデンブルク協奏曲」などケーテン時代の作品群。

ちょっとマニアになると、
マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「ロ短調ミサ曲」等の宗教曲になる。

最終的なマニアは、私が直接知っている限りでは、
バッハを中心に演奏するオーケストラの指揮者で、
「教会カンタータ」を熱心に聴いていた。
彼は「教会カンタータ」を聴かない人は、
バッハマニアとは認めていない、と言う雰囲気があった。

私の場合は、江戸っ子で気が短いので、
物凄い飛ばし聴きをしてしまうが、
ロ短調ミサ曲」がかなり好きだ。

そして、今現在最も好きな一曲は、
スペインの女流ピアニスト、アリシア・デ・ラローチャが演奏する、
「汝の慈愛によりて我らを死なしめ給え(教会カンタータ第22番、BWV22より)」だ。
泣けてしまう名演奏だと思う。
でも、現在は廃盤で入手不可能。

子供のピアノの発表会用にと思い、
比較的最近、物凄く苦労して楽譜を手に入れた。
しかし、聴くと弾くとは大違いで、かなり難しい曲であった。
とても6年生の手に負える曲ではなかった・・・
(><)