音楽の話し その1

音楽はジャンルを問わず聴くが、
子供の頃から特にクラッシック音楽が好きだった。

小学生から中学後半まではベートーベン。
中学後半から高校時代はモーツァルト

そして、10代後半から現在に至るまで、
完全なJ.S.Bach党になってしまった。

バッハの音楽は勿論小学生の頃から知ってはいたが、
せいぜい「小フーガ」「ブランデンブルク協奏曲」くらいだった。

10代後半のある日、友人の家に遊びに行った際、
その友人はイギリス人の彼女と一緒にバッハを聴いていた。
ハープシコード協奏曲だったと思うが、
その時「あ、これだ!!私の探していた音楽は。」と直感的に思った。

以来、バッハの音楽を集中的に聴くようになった。
コレクションも凄いことになっている。
今現在、バッハのほぼ全曲(入手可能な曲)を集めることが出来た。

余談:
1989年、ベルリンの壁が崩壊してすぐ、私はドイツを旅行した。

クーダム通りという、西ベルリン(当時)の目抜き通りで、
ふとレコード店を見つけ、中に入った。

意外に大きな店で、当時日本では入手不可能だった、
バッハの「ミサ・ブレヴィス(4つの小ミサ曲)」が、
もしかしたら手に入るかもと思い、
店員に、習いたてのタドタドシいドイツ語で尋ねた。

分厚いメガネをかけた(いかにもと言う)女性店員が、
分厚い「バッハCD総カタログのような本」を取り出し、
あっと言う間に見つけ出した。

さすがに本場ドイツ。
東芝EMIが輸出専用に作ったものがあった。

その後、確か小学館?から非常に優れたモーツァルト全集、
バッハ全集が連続して発売され、
ちょっと悔しい思いをしたが、
まあ、良いドイツの思い出として記憶に残っています。
(^^)