下ネタと歌舞伎(笑)

歌舞伎をお堅い伝統芸能だと思っている人は非常に多いと感じています。

甘いです。(笑)

新作歌舞伎はおろか古典でも普通に下ネタが出て来ます。

まあ、古典の場合は「何を言っているか分からない」から安心ですが。(笑)

実は翻訳するととんでもない事を言っている作品は結構あります。

今回の三谷幸喜の新作歌舞伎「月光露針路日本 風雲児たち歌舞伎座(東京・東銀座)においても。

男同士でブッチューと言う強烈な場面が2回ほど用意されていました。(笑)

それを若手有望株がヤる訳ですから。

歌舞伎、スゲーなと思うのです。(笑)

(^W^;v



余談:具体例

歌舞伎十八番「毛抜」

これ、今で言うところの完全なセクハラを面白がるお決まり事が用意されています。

主人公の粂寺弾正はお邪魔した家の腰元に思い切りセクハラをします。

しかし失敗し逃げられます。

その後、今度は若衆(少年)が来ます。

すると少年を口説きにかかるのです。

結局少年も逃げ出した後、
「何とも面目ない」と言って観客に謝るのがお決まり事で、
場内大爆笑となるのです。

メチャクチャ面白いです。(笑)