スーパームーンへの怒り再び(苦笑)

割と天体観測が好きな友人と電話で話していたらスーパームーンの話題になった。

「オマエ、スーパームーンは撮影しなかったのか?」と。

そこで私はかねてからスーパームーンについて思っている怒りをぶちまけた。

天文マニアにとって、そもそも月は天敵なのである。

天体望遠鏡を買って直ぐの時は確かに良い観測対象であるが・・・・・

そんなの直ぐに飽きる。(笑)

月があると天の川や銀河の淡い光は全て見えなくなる。

従って天文好きにとって月は天敵となるのだ。

ところが最近、インスタグラムが流行り、
こうなると月を入れた風景写真は「映え」る。(苦笑)

そこで私も嫌々撮る。

すると案外ウケたりする。

余計に腹立たしくなる。(笑)

昔はスーパームーンなんて言う言葉は無かった。

ただ単にちょっと見掛け上大きく見える月など、
天文マニアにとっては当たり前のこと。

そもそも天体望遠鏡で拡大して見るから、
ちょっと大きく見える月など何の意味もない。

さらにそもそも、満月とは太陽光が真正面から当たっている訳だから、
クレーターの陰影も無くなり、恐ろしくノペ~っとした見え方になり、
昔から撮影対象としては美味しくない写真だったのだが・・・・・

今ではソレもアップすると・・・案外ウケたりする。

それも面白くない。

スーパームーン・・・なんかこの単語を聞いただけでイラッとする今日この頃。(笑)

終わり