女性が悲鳴を上げる男のSNSの行為について

今やSNS全盛時代です。

かつてはネットの世界と言えば男性のオタク専門分野でしたが、
フェイスブックツイッター、インスタグラム、LINEなどのSNSの登場と、
スマホの登場とが相乗効果となって世界的な流行になっています。

特に新しいSNSであるインスタグラムやLINEについては、
女性の方が上手く使用している感があります。

SNSの世界は今までに無かったものなので、
使用者がそれぞれのSNSにおいて何となく確立した不文律に従って活用しています。

ベストセラーで有名なりましたが、
女性は基本的に男性よりも遥かにコミュニケーション能力が高いとされています。

確かに長年SNSをやっているとそう感じます。

男はかなり酷い人が結構いると言っていいでしょう。

時折テレビ番組でSNSのことが話題になった時、
女性に接近してくる異様な男の話はよく聞くところです。

中でも周囲の女性が悲鳴を上げてしまうほどの行為があります。

・毎日執拗にチェックしていることを仄めかせる言動

・写真を全てダウンロードしていることを仄めかせる言動

これはかなり嫌われる行動なのですが、
こういう男の行為に対して文句を言う女性を非難する意見も見受けられます。

公開で書いているクセに何を文句を言っているのか?と。

こういう女はおかしい。

ならばSNSなんかするな、と。

確かに、公開で記事を書く以上、この種の事は覚悟しなければいけないのは言うまでもありません。

ここで問題にしたいのは、
「相手の女性に対して仄めかせる言動」です。

実際のところ、公開記事を書いていたら、
前述した通り、それは無制限に記事も写真も誰にでも見られるし、
ダウンロードされる可能性も充分にあると思っていなくてはなりません。

そのため、多くのSNSは公開範囲を限定する機能がついています。

これを上手に活用してプライバシーを守るのは当然の事です。

しかしこの問題の本質は全く別の所にあると思っていいかと思うのです。

公開記事を読むのは自由ですし、
ネット上で公開した写真のダウンロードの規制なども出来ません。

公開記事であるのなら、敢えてコメントやリツイートあるいは訪問者履歴欄に足跡を残すようなことをしなければ、
読もうがダウンロードしようが、何ら問題にはなりません。

つまり、男が黙っていたら問題の起きようがないのです。

しかしながら、その種の事をする男には間違いなく下心があります。

要するにその女性と親しくなりたいのです。

その思いが強い場合、男は何らかの接近を試みてきます。

ここで問題が生じてくる訳です。

「初めまして。いつも拝読しております。
 ○×についての記事は私も趣味としておりますので大変興味があります。
 フォローしてもよろしいでしょうか?
 今後ともよろしくお願い致します。」

などと丁寧に書き込んで徐々に仲良くなれば問題はないのですが。

「俺はいつも見ているよ」的な、当人(男)には普通の表現でも、
ストーカーなどの変質者に思えなくもない言動をしてしまうケースが多々あります。

こういう時、女性の悲鳴が上がる、と。

これは公開だからダメとか言う問題ではなく、
明らかにコミュニケーションの仕方が異様なんだと知る必要があるかと思うのですが。

どうもその辺が分からない男って結構多いんだなと感じています。

結果的に蛇蝎の如く嫌われて下手をすると警察沙汰にまでなる、と。

ちなみに現在のSNSは、かつてのパソコン通信時代とは違って、
リアルと連動しているため、問題が起こった時は、
ネット上の仮想空間ではなく、現実世界の問題、つまり下手をしたら刑事事件に発展し易いと知っておくべきでしょう。

終わり