老いてなお苦しみ悲しむ文楽

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大阪人は一般的に陽気で楽しいイメージがあるが。

なにゆえ文楽のような悲しみの極限を描いてくる作品を作り出したのか不思議に思う。

明るい人ほど心に闇を抱えている?

まあ、それはともかく。

録画した「にっぽんの芸能」。

「心中宵庚申 上田村」

娘が三度も離縁される老いた父親。

病み苦しむも、死ぬ前まで我が子の心配をし、幸せを願っている。

そして娘は迎えに来た夫と戻って行くも結果的に夫側の親の反対に遭い心中する。

どこまでもどこまでも救いようのないストーリー。

しかし妙に惹かれる。