親切が出来ない日本人男性

最近、やたらと日本を盛り上げようとするテレビ番組が目につきます。

日本は凄い、と言って元気をつけようとする意図は分かるのですが・・・・・

しかし明らかに間違っている事もあるため、
それを記事にしたいと思ったのであります。

ブログ友達のある記事で気付いたのです。

一般的に日本人は親切だと言われています。

皆そう思い込んでいます。

先日あったテレビ番組でも、
皆とても親切に振る舞っていました。

しかし、絶対に間違えてはいけない事があります。

テレビ番組では、ドッキリ企画のため、
お年寄りの役者さんを用意していましたが、
番組進行の便宜上「そのお年寄りが自分から声を掛けていました」。

当記事では日本人が不親切だと言いたいのではありません。

「日本人は積極的親切ではない」と言いたいのです。

特に日本人男性にその傾向がとても強くあります。

地図を広げている外国人がいたとしても自ら声を掛ける日本人は稀です。

重い荷物を持って階段を上がろうとしている女性に声を掛ける日本人は稀です。

しかし、助けを求められて声を掛けられたらとても親切にしてくれます。

何故なのかな?と思って考えたのです。

先日記事にした「日本には見知らぬ人に話し掛ける習慣がない」からなのかな?と思うのです。

ヨーロッパの人達は積極的に声を掛けてくるように感じます。
(かなり昔の体験ではありますが)

しかし日本の場合、特に男性の場合。

自分から女性に声を掛けるのは躊躇われます。

相手が困っていそうに思えたとしてもです。

どちらが暮らし易いのかは分かりませんが、
少なくとも日本人が消極的なのは体験的に理解できます。

重い荷物を抱えて階段を上がろうとする女性を見るとつい持ってあげようかな?と思うのです。

しかし、中年男性が女性に声を掛ける行為は躊躇われます。

少なくとも私はそうです。

変に思われてしまうリスクを侵して親切のために女性に声を掛ける < 通り過ぎる

そういう人がとても多いように感じています。

だからと言って積極的に声を掛けるべきとも私は主張出来ません。

日本人のシャイな民族性に由来しているからです。

性格を変えることは出来ないと言われています。

今後、日本人がシャイではなくなる、とは考え難いのです。

従って当面は、助けを求める人の方が積極的に声を掛ける必要性がある、と。

少なくともそう思っておかないと期待外れになるかと思うのです。

そんな事を思った次第です。

終わり