かけがえのない時間

昨夜は留学から戻って来た娘が録画してあった昨年末の「ガキつか」をずっと見ていた。

居間を占領して楽しそうに。

私は横で本を読んだりスマホをいじったりテレビを見たり。

お菓子を食べたりお茶を飲んだり。

そして時折他愛のない会話をする。

この感覚。

これこそがかけがえのない時間なのだなと痛切に思った。

私には尊敬している従兄がいる。

彼の口癖は「どんなに別の考えを持っていようが一緒にいて楽な存在。それが家族だ。」だ。

確かにそう思う。

子供が大人になれば当然別の人格になって行く。

政治的な志向、趣味も親とは大きく変わっあものになって行く。

しかし。

家にいる時は気を遣う必要もなくゆったりと楽しいひと時を過ごせる存在。

それが家族なんだと思う。

そして、そういう時間を出来るだけ長く持てるのが幸福なんだと私はつくづく思う。

終わり