小学校の体制への疑問

中学受験を決めてから、小学校の体制に疑問を感じるようになりました。
担任の先生によって大分変わってくるのかもしれませんが、
小学校側が中学受験を無き物として考えている節がある、という事です。
(酷い場合は意図的に邪魔をしてくると考えざるを得ない状況がある)

首都圏では受験率が15%を超えたそうです。
場所によっては50%を超えてきます。
私の居住区でも半数近くが受験します。

私の世代の高校受験の際は、
中学校は進路指導を一所懸命してくれました。
中学受験と高校受験は違うにせよ、時代は変わっています。

少なくとも半数近くが受験する地域において、
全く無視する行動は如何なものか?

何も補習をしろだとか、受験対策の授業をしろだとかを要求している訳ではありません。
せめて受験組・非受験組を問わず、進路指導くらいはしてくれても良いのでは?

格差社会の到来と言われ、
私立中学に行くには金がかかり、誰でも行ける訳ではありません。
金の無い家庭の子供は公立しか選択肢が無い状況を押し付けられています。

でも実際には国立中学の存在があり、
私立中学でも特待生制度があったりします。
非受験組は、そういった情報は知らされないまま小学校生活を終えます。

中学受験を目指してから、
小学校時代における基礎学力の大切さを身にしみて感じています。
受験をする、しないに関わらず、常日頃から学習する習慣を身に着けておかないと、
一生勉強をしないままになる可能性が大きくなってしまう、と感じている今日この頃です。

例外はあるのでしょうが、
少なくとも私の同級生で、小学校時代に遊びほうけていて、
国公立大学に入った者は一人もいません。
安くて良い教育を受けられた都立高校全盛時代が懐かしいです。