ネット炎上事件についての補足

先ほど、ブログ(他インターネット)書庫の記事において「一般人のネット炎上は重大事件に直接関わらない限り起こらない」と書きました。

ここにおいて誤解を招くといけないので補足をしておきます。

そんなはずはない、と思う方もいるかと思います。

具体的に例を挙げますと、
飲食店や遊園地においての悪ふざけや線路内への立ち入りなど、
大した事件ではないのに炎上しているではないか?と言う意見についてです。

よく考えて頂きたいのです。

これは若者の「悪ふざけ」で済む問題ではないのです。

この行為は立派な刑事事件になっている事実を知るべきです。

威力業務妨害もしくは偽計業務妨害が成立してしまう恐い事実です。

飲食店に関して言いますと、
無責任な人はこんな風に考えるでしょう。

「冷凍庫に入っていたっていいじゃないか?何を大袈裟に。」と。

しかしながら、こんな事を言う人でも、
例えば自分が行くレストランにおいて、味以外に衛生状態も絶対にチェックしているはずです。

酷く汚いトイレだったりゴキブリが徘徊していたら2度と足を運ばないはずです。

もっと言うと、態度の悪い店員や気味の悪い店員がいても同じように行かなくなるはずです。

食品を扱う店において、衛生状態を疑われてしまうようになったら・・・・・

これは間違いなく「死活問題」になってしまうのです。

事実。

事件のあった店は閉鎖されてしまいました。

1つの事業が潰されてしまったのです。

これは飲食店においては致命的な行為だったのです。

決して「悪ふざけ」で済む問題ではありません。

立派な刑事事件が成立していると思い知るべきなのです。

誰だって従業員が食品の上に寝そべっている写真を見てしまったら、
2度とその食品店には行かなくなります。

これは非常に恐い問題なのです。

私達は刑事事件を甘く見てしまう傾向があります。

それは学校におけるイジメ問題からして既に異常な状況になっています。

暴行傷害、窃盗、名誉棄損、侮辱、威力業務妨害、等々、立派な刑事事件を少年だからと言ってうやむやにしてしまいます。

この流れと、プラスSNSの発達が結びついてしまい、どうしようもない状況を生み出していると感じています。

今一度、刑法に触れるとはどういうことなのか?

刑事事件とは何なのか?

この部分をしっかり考えないと繰り返し起こされてしまうと思っております。

終わり