炎上よりも恐いもの・・・見知らぬ他人よりも身近な人が恐い

今回書きたいのはネット上の恐い問題についてです。

「見知らぬ他人よりも身近な人が恐い」です。

私達が「いわゆるマスコミ」でネット関係の記事を読んだ場合、
一番恐いと思うのはおそらく「炎上」と呼ばれる事態であるかと思います。

ブログ、フェイスブックツイッターなどでの迂闊な公開発言や公開画像に対して、
凄まじい数のアクセスが集中し、非難のコメントが多数書き込まれる状況です。

さらに酷くなると、当事者の特定がされて、ネット上に住所、氏名、電話番号、顔写真、はたまた家族写真までもが公開されてしまい、
徹底的なリンチが行われてしまいます。

未成年であろうが成人であろうが、
一旦ネット上に投稿した記事が炎上した場合、悲惨な末路を辿ってしまいます。

こういうのを見るとネットは非常に恐いと思って尻ごみをする人は多いかと思います。

自分の書いた記事も炎上する?と。

しかし、これは間違いなくマスコミが作り出した嘘です。

確かに炎上と言う事態は存在しています。

でもよくよく考えてもらいたいのです。

炎上する原因とは必ず「大きな事件」に結びついている、と。

あるいは元々超有名な芸能人絡みの「誹謗中傷」や「プライバシー暴露」だけなのだ、と。

例えばテレビや新聞が書きたてる「イジメ自殺事件」などが起こった時は、
当事者のネット関連のモノは一気に炎上してしまいます。

また、例えば店に来た芸能人とその恋人について書いた場合も一気に炎上します。

要するに炎上とは「マスコミが食いつく事件の当事者の時のみ発生する」と言う鉄則があるのです。

一般人が書く記事は、上記のような事に触れない限り「炎上は絶対にしません」。

確かに、ブログで政治的・宗教的に過激な発言を繰り返していた場合、
「荒らし」と呼ばれる誹謗中傷をする人間がコメントを入れて来るのは確かです。

しかしそれはごくごく少数です。

一般人がブログやフェイスブックツイッターなどで日常生活のちょっとした出来事や意見を公開で毎日毎日書いていたとしても。

「大抵は見向きもされません」

炎上どころか、誰も読んでくれないと言う悲しい状況に落ち込んでいる人の方が圧倒的多数と言えます。

ただし、ここでも注意事項があります。

男と女の違いです。

女性の場合は放っておいてもどこからともなく男が現れてそれなりに活況を呈します。

ましてやお色気のあるエロい写真を出した場合、アッと言う間に人気が出ます。

しかしながら、この場合は「荒らし」にヤられて短命の道を辿るケースが非常に多いです。

誹謗中傷を繰り返す嫌なヤツにヤられてしまい閉鎖してしまう事態になる確率が非常に高くなります。

さて、今回の主題に入って行きます。

上記の事に触れない限り、
炎上しないかと冷や冷やしながら投稿する心配はほとんどありません。

むしろ細心の注意を持って接さなくてはならないのは。

それは身近な人です。

身近にいる自分の親や子、親戚、友人、近所の人、ママ友、PTA、職場の人、等々です。

身近な人も今やSNSをやっています。

従って、身近な人に自分のSNSの存在が分かって友達登録をした時や、
あるいは身近な人が自分を特定をしながらも隠れて読み続けたり、
酷い場合は他人を装ってからかいのコメントを入れて来た時に重大な事件が起きます。

ずばり「人間関係の破綻」です。

想像以上に激しく、あっさりと破綻します。

このSNSと言うヤツは人間の本性を露わにして来ると私は感じています。

普段は豪快で細かな事を気にしない男を演じていても、
SNSに関わった途端、本性を出して来ると言う特殊な性質がSNSにはあると私は思っております。

つまり、実は小心で人の意見を非常に気にして細かくSNSの知り合いの発言をチェックしていたり、
あるいは誰か知り合いはいないか?と探し回り、発見した途端に詳細なチェックを秘密裡に始めるような性格の人です。

このような人、案外多いです。

ネットリテラシーの高い人は、
例え知り合いのSNSを発見したとしても非常に上手に振る舞います。

ネットリテラシーが低い上に性格も実は悪いと言う人は必ずここで問題行動を起こします。

ストレートには来ません。

必ず何カ月も何カ月も特定した身近な人のSNSの記事を読み続けて、
その人の何もかもを知ったつもりになります。

これをやった場合、その人間関係が破綻する確率は飛躍的に高くなると思っております。

しかし仕掛けた当人は正義を気取っているケースが多々あり、
正しいのは自分と思い込んでいます。

まともな人なら、それが親しい相手であるのなら、
間違いなくストレートに言います。

「もしかして君、ブログ(FB、ツイッターを含む)やってない?」と。

ネットと言うものは、その人の本来持っている性質、
それも「陰湿性の有無」を否応なく浮き彫りにして来ます。

「陰」な行為は避けた方が無難です。

それがまして身近な人であるのなら。



結論:見知らぬ他人から起こされる炎上は極めて稀。

   むしろ身近な人とのやり取りに最大限の注意を。

   SNS上で一旦トラブルが巻き起こったら実際の人間関係の破綻に直結している。