迷い迷って渋谷駅 日本一の「迷宮ターミナル」の謎を解く
「迷い迷って渋谷駅 日本一の「迷宮ターミナル」の謎を解く」
田村圭介著。光文社。本体1600円(税別)。
渋谷に愛着を持っている人なら必読書。
渋谷駅がどのように変わって来たのかを写真・図を豊富に使用して説明。
渋谷駅はこの40年ほど、余り大きな変化はなかった。
ところが、ここ数年で急速に一気に変化している。
例えば、仮に5年前まで渋谷に暮らしていた人が引っ越してしまい、
今、渋谷に来たら迷うはずだ。
特に地下が一気に広がり、地下鉄も副都心線と東横線が地下で繋がり、
さらに田園都市線と半蔵門線乗り場とも近くなった。
井の頭線乗り場は「マークシティ」の巨大なビルと接続している。
そして昔の「しぶちか」が地下鉄と「ヒカリエ」まで地下で繋がった。
非常に広い新しい地下空間が出来たのである。
これは慣れないと非常に分かり難い。
特に地下はかなり複雑になっている。
ちなみにこの本が出たのは2013年3月。
恐ろしい事に、この僅か1年ちょっとでも、渋谷駅の景観はさらに変わっている。
旧東横線乗り場と接続していた建物の解体が進んだからだ。
この変化は相当凄い。
おそらくもっともっと急速にこの何年かで変わるかと。
いやはや。
(;´Д`)
余談:
ちなみに副都心線の開通により新宿駅地下も凄まじく変わっている。
新宿は昔から今の渋谷すら問題にならないほどの広大な地下空間があるが、
それがさらに広がった。
まさに迷宮かと。(笑)
( ´艸`)