恋愛の基本シリーズ 第7回:「感情表現」

例えば、余り女性経験の無い男が女性とメールのやり取りを始めたとする。

かなり驚くはずだ。

メチャクチャ綺麗な絵文字やらスタンプやらのオンパレードに。(笑)

業務連絡にのみ慣れている男にとって、
女性がプライベートで求めてくる豊かな、時に激しい感情表現は酷く戸惑う。

以前、心理学系のベストセラーになった本での記述なのだが、
基本的に女性は周囲との和を非常に大切にして進化して来た。

従ってコミュニケーション能力の高さは男性の比では無い。

男性は、自分の持つコミュニケーション能力の低さに気付けないほど酷い。(苦笑)

さらにビジネスとプライベートを同じ土俵で考えてくるから余計に始末が悪い。

女性は自分の持つ感情を上手に表現し、プライベートの場では楽しく過ごそうと努力する。

反面、男性は感情を出すことは恥ずかしいと躾けられて育つ。

ここにおいて男女間には非常に大きなコミュニケーションギャップが生じてしまうのである。

私は、そもそものこの上記の仕組みを、付き合う男女の双方が知っていれば、
かなりの程度でトラブルを回避出来ると感じている。

もちろん、その根底には誠実、愛情が基本に無くてはいけないが。

さて、今回話題にしたいのは「感情表現」なのである。

例えば、感情の起伏が激しい女性は時に人前でも号泣したり激怒したりする。

男性は、もし男性が人前で号泣したり激怒しているのを見ると、
「軽蔑の対象」として扱う。

理性的に振る舞えない愚か者と看做して、
もうその人物はまともな人間としては扱われなくなる。

それほど「激烈な感情表現」を嫌う。

そして女性と付き合うようになると酷く面喰うと言う事態になる。(笑)

例を挙げてみよう。

「どうして会えないの???仕事ばっかりでっ!!」と叫び号泣された場合。

大抵の男は唖然として腰が抜けるほど驚くはずだ。

しどろもどろになって、
「あ、いや、今日は普通に帰れると思ったら部長からの誘いで・・・どうたらこうたら」

↑これが火に油を注ぎ余計に女性は激怒を加速させる。(大苦笑)

一体この号泣している女性は何を求めているのだろうか???

男性は理屈で考え、理屈で解決策を出そうとしてしまう。

従って「今日は部長の誘いで」と言う言い訳をして「では今度の日曜日なら」と言う解決案を出す。

これは非常に大きな間違いなのである。

これこそがコミュニケーションギャップと言うヤツだ。

女性がこの時に求めているのは「共感」なのである。

決して、決して、解決案などではないのである。

目の前で号泣されたら取るべき態度は1つ。

「オレも寂しいんだよ」と言って抱きしめてやればいい。

言い訳や理屈は必要無い。

女性が求めてくるのは「感情の共感」なのである。

共に笑い、共に泣き、感情を共有して喜びを感じる生き物。

それが女性だ。

女性と付き合う場合は、
意識して感情を前面に持ってこないと必ずやコミュニケーションギャップに悩むハメになる。

こんな事を書いていると、
masa」と言うヤツ、やけに女性に慣れた男?と誤解されるかも知れない。

残念ながら私は脳検査をすると「超男脳」の持ち主。(苦笑)

孤独なハンターの末裔、と。

従って女心の良き理解者からは一番遠い存在と言う事になる。(爆)

困ったものである。

が、それでも今の私は。

プライベートにおいては。

つまりブログやフェイスブックやメールやらラインの世界においては・・・・・

一生懸命絵文字を使って感情表現を前面に出すように努めているのである。

痛々しい努力の日々なのである。(大苦笑)

`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ゴルバチョフッ!!