恋愛の基本シリーズ 第1回:「むっつりスケベ」

恋愛の基本シリーズ 第1回:「むっつりスケベ」

厄介な事に私達日本人は寡黙な人を好んだりします。

これは男女共に共通してます。

「口数が多い人」とは余り良い意味で使われません。

高倉健的な男を好きになる日本女性はかなり多いかと。

外見がクールでカッコ良く、多くを語りたがらない男・・・・・

もう、堪らない、と。

しかし。

今の私はこう断言できます。

男も女も。

「寡黙な人はコミュニケーション能力に問題を抱えた人が多い」と。

つまり、何故黙っているのかと言うと、
人と話す能力が劣っているからなのです。

他人と楽しくコミュニケーション出来ない人。

これは大問題です。

変な話で恐縮ですが、
英語他、ヨーロッパ系の言語を正式に学んだ事のある人は一発で理解出来ると思います。

黙っているようなヤツは相手にされない、と。

人間的に低く評価されてしまうのです。

そして、この感覚は正しいと思います。

彼らはコミュニケーションをとても大切にします。

もちろん、日本人も大切にするのですが、
どこかで「話さなくても分かるだろう?」と言う傲慢な感覚を持っています。

特に日本人の男性に極端に顕著な姿勢です。

日本は文化的にこのような背景を持っているため、
かなり悲劇的な恋愛の結果をもたらしているケースが相当多いです。

もちろん、欧米は離婚率が高く、一見すると問題だらけにも見えます。

しかし彼らの問題とは、キチンとコミュニケーションした挙句に、
やはり合わないとなって別れる結果となっています。

でも日本人は違います。

寡黙な男をニヒルでカッコ良いと思い込んでしまいます。

もしくは寡黙な女性をクールで素敵、と。

はっきり言います。

寡黙な男とは単なる「むっつりスケベ」である、と。

結婚したり同棲が始まった途端に悲劇が起こります。

コミュニケーション能力の劣った人間とのまともな交際は有り得ません。

何故なら、コミュニケーションとは。

全ての恋愛の始発点であり基本中の基本だからです。

終わり