ブログの基本:初心者のためのコメント削除基準

ブログを始めると読んで頂いた方からコメントを頂戴する。

そしてそのコメントに返事コメント(通常、返コメと呼ばれる)をする。

これはブログを続けて行くための非常に大きな原動力となる。

このコメントのやり取りこそが非ネット時代の「いわゆる日記」と決定的に違う事である。

日記は3日坊主で終わる人が多いと思う。

かく言う私もそうだった。

しかし私の場合、間もなくブログは7年目に突入する。

間違いなくブログの持つ「相互交流」のお陰だ。

ところがそうそう良い面だけでは済まない。

厄介な事に公開記事を書いている以上、
コメントをくれる人の種類は様々になってしまう。

しかも必ずしも自分の記事に対して肯定的な意見が来ないケースも出て来る。

初心者の方はどうしても「せっかく頂いたコメント」と言う感覚を抱きがちだ。

かなり攻撃的なコメントにもキチンと返事をして悩んでしまう。

当ブログでは何度も書いているが、
ともかく一番大切なのは「初コメント」への対応法なのである。

最初にもらったコメントをキチンと精査し、
この人と今後もやって行けるのかどうかを判断しないといけない。

一旦返事をしてしまったら最後、
途中で関係を切るのはどんどん難しくなって行くと覚悟すべきだ。

従って、最初にもらったコメントについて。

1番最初にすべきこと。

・「初コメント」は、いきなり読んではいけない。

自分の心が平静であるのを先ず確認してから、ざっと瞬間的に目を通して、
全体的な印象を得るようにする。

「肯定か?」「否定か?」

ここで否定的な印象を直感で感じたのなら。

それ以上詳しく読む必要はない。

この段階でコメント即削除を。

《初コメントの最初の直感は非常に非常に重要です》

もし、否定的な直感があったのに、
礼儀正しかったらなどと言う甘い理由で交流を続けて行ったら、
間違いなく、トラブルになって行く。

体験上、断言できます。


続いて「肯定」の印象を持った時。

ここで初めて詳しく読む。

・礼儀をわきまえているのか

例:「初めまして」と言う当たり前の挨拶が出来ているのか???

ちなみに現在のネット環境はブログだけでなくツイッターフェイスブックミクシィ等々、
色々なものがあり、必ずしもブログに慣れていない人も相当数いる。

例えばツイッターを主に使っている人は最初の挨拶をしない。

いきなり「これ、面白い~♪♪」などと平気で初対面の人に書き込む。

ツイッター同士なら全然OKなのだが、
これをブログの記事に書き込まれたら堪らない。

いずれにしてもこの種の「初」コメントを入れてくる人は即削除対象にすべきである。

仮に自分の記事に対して同意をしたり感動してくれていたとしても。

どう考えても、今後も上手く「ブログ上で」やって行ける訳はない。

ブログに初コメントを書き込む以上、他の常連のコメントを読んで、
自分はどう意見を伝えるべきなのか?すらしないような人との交流はいずれ破綻する。

上記までは男女共通の削除基準である。

この削除基準は私のモノなのだが、
体験的にコレをやらないとトラブルになって行く可能性は非常に高いと断言できる。

続いて性差の問題がある。

《性差の問題は非常に重要です》

男性が男性からもらうコメント。

男性が女性からもらうコメント。

女性が男性からもらうコメント。

女性が女性からもらうコメント。

これ以外に冗談ではなく本気で「オカマ」などの男だけど女の心、女だけど男の心を持った人が加わる。

これらの性差によってもコメント削除基準は非常に大きく変わって来てしまう。

特にブロガーが女性で男性からコメントが来た時は「最大限の注意」を持って臨むこと。

異性を相手にコメントのやり取りを開始した場合、
男女間の友情は非常に成り立ちがたいと考えるべきだ。

大抵の場合、女性はこう言う。

「お友達のつもりだった」

有り得ません。

女性にコメントして来たのが男性だった場合。

100%下心を持っている。

これは私とて例外ではない。

性差の問題が厄介なのは《人によって削除基準が全く違ってくる》と言う事になる。

例えば、男性が女性ブロガーの記事中の女性の写真に対して、
「いい身体してますね」とコメントした場合。

「嬉しい」と感じる女性ブロガーもいれば「セクハラ」「気持ち悪い」と考える女性ブロガーもいる。

自分はブログを通じてどうしたいのか?

異性についてどう思っているのか?

自分の中で断固とした意思を持っていないと性差問題は非常に大きな事件になる可能性すら出て来る。

具体例を挙げる。

もし、貴方が女性で、男性とはブログ友達だけでいたい場合。

ブログのプロフィールやゲストブックのトップ画面で明記しておいた方が無難だ。

「(恋人がいますので)男性ブロガーとのブログ以外での交流は望んでいません」

でないと、男性ブロガーは間違いなく、
メアド交換、電話番号交換等々、男女交際の要求に発展して行く。

いずれにしてもはっきりと断言できる事は。

遅かれ早かれ。

「コメントを削除しなくてはいけない事態」は必ず来る。

そしてそれは早い段階で対処しないと傷はどんどん大きくなって行く。

世の中には想像以上に「攻撃的な人間」は多い。

攻撃を受けた時、こんなはずじゃなかったと思っても手遅れだ。

ネットで受ける誹謗中傷は想像以上にダメージが大きい事を肝に銘じておくべきだ。

事前に鉄壁の防衛を。

終わり



余談:念のため。コメントし辛いものに返事をしないでそのコメントを残しておくのは禁物だ。

   慣れた常識あるブロガーがその状態を見ると、
  「ブログ管理能力の甘い人」と看做されてしまう。

   削除か返事か???

   答えは2つに1つしかない。

   曖昧な対応は自分自身の甘さを曝け出すことになる。



追記:

ブログの良い環境を維持するためには、
「友達の選別」は絶対的に必要な措置である。

実は、これは現実の社会と全く同じなのである。

博愛主義は絶対にダメだ。

誰とでも仲良くなんて思っていたら、間違いなく破綻は直ぐにやって来る。