これから書く事は誰でも心の奥底に持っています。
「もっていません」と言い切る人は「嘘つき」か「バカ」のどちらかです。(笑)
それほど人間心理とは厄介だと私は思っています。
例えば女子中学生などに顕著に現れますが、
「メールの3分以内返信ルール」を設けるグループがいます。
メールが来たら3分以内に返信をしなくてはいけない、と。
これを大人は笑います。
しかし、本当に笑えるのでしょうか???
私達はもし心身が健全であるのなら間違いなくコミュニケーションを求めます。
必ず人と触れ合いたくなります。
しかし現代に暮らす私達は非常に注意をしなければならない点があります。
それはネットです。
インターネットは今までの手紙や電話などとは決定的に違う側面があります。
スピードです。
世界中のどこにいてもネットさえ繋がればほぼ瞬時に相手にメールが届いてしまうのです。
(電話もスピードがありますが、かけた相手の状況にお構いなしに拘束してしまう恐さがあるため、
迂闊にかける事はできません。例:国際電話の場合の時差など)
しかもメールと言う性質上、相手が何をやっていても、電話とは違い、受信トレイに入るだけなのです。
コミュニケーションを密に取りたい人にとってはうってつけのツールです。
つまりスピーディに何時でもどこでも相手とのコミュニケーションが可能になっているのです。
しかしながら人間には各人各様の都合があります。
1日に10時間ネット時間が取れる人もいれば5分すら難しい人もいます。
ここにおいてコミュニケーションギャップが生まれる訳です。
攻撃的な人は相手の都合もお構いなしにルールを決めようとしたり、
ゴリ押しをして来たりします。
断言できるのは、このような事をしたら人間関係は絶対に破綻します。
何故なら時間の無い人の生活を崩壊させてしまう事を意味するからです。
「コミュニケーションしたい」と言う切実な願いも度を越えて来ると厄介です。
ネットの持つスピード・・・・・
この魔力は恐いと思います。
そしてもう1つ。
以前は無記名だった傑作ポチも今や記名・無記名が選べるようになっています。
誰が押したのか、押さなかったのか。
これらも人間関係を良くしたり悪化させたりします。
余り拘るのは危険だと思います。
さらにネットどツボ症状が悪化すると、
親しい人が誰と友達でどんなコメントをしているのか?まで気になるようです。
色々なブログに行ってチェックを開始します。
もうこうなった段階で症状は重いと思います。
時間はいくらあっても足りなくなります。
ある一定のところで線引きをする必要があります。
ちなみに私の場合。
冷たいと感じる方も多いと思いますが、
現実の問題として時間がありません。
私は誰が誰と共通の友達なのか?はほとんど意識してません。
コメントを別のブログで見ても「ふ~ん」くらいにしか思わず、
しかもその内容は先ず読みません。
私の記事に頂いたコメントは丁寧に拝読します。
しかしご返事は平等になるように心がけてます。
たまに私のツボに入ってしまい、長文になる場合もあるのはご愛嬌と言うことで。(笑)
いずれにしましても。
ネットは想像以上に心の中に食い込んできます。
気が付くとネットにがんじがらめ。
これだけは避けたいところです。
自分の実生活を第一に。
これだけは絶対に譲れないものにすべきです。
終わり