女子校教育について

中学受験をした娘は現在、中高一貫の女子校に通っている。

荒れていた地元の公立小中学校は、そもそも論外とする。

これらは教育機関の体をなしていなかった。

論ずる事そのものがおかしいので、無視をして話を進める。

中高一貫の女子校に娘を入れると言う事は、
13~18歳までの貴重な青春期の6年間を、
ほぼ女性だけの空間で教育を受けさせる事を意味する。

先ず、その事自体がどのような良し悪しをもたらすか?

そして、その学校の教育理念とは何か?

最後に、実際に来ている生徒の質はどうなのか?

これら3つがキーポイントになってくる。

昔、都内においては泣く子も黙る門中の名門女子校を卒業した女性がいた。

彼女はよく語っていた。

「私はね。男にだけは負けたくなかった。

 力でも能力でも仕事でも、自分でも驚くくらい男を敵視していたの。」と。

自分の娘が女子校に入る前、私は色々調査をした。

すると、どうやら上記のような考えをする女子校出身者はかなり多いと思うようになった。

最近紹介した本の中に辛酸なめ子氏の「女子校育ち」と言うのがあるが、
この本でも似たような事が書いてある。

ともかく女子だけの世界なので、
文化祭でも力仕事すら全部自分達でやらなくてはいけない。

男に頼らないのである。

こういう精神が培われて行く。

そして数日前、私が必ず読んでいる某ブロ友の記事で驚くべき内容が載っていた。
(このブログは週2回更新され、極めて知的に、事実・統計を淡々と述べるものだ。
 あらゆるジャンルに触れてくれるので、
 自分の知的水準を大幅に引き上げてくれるのに大変役立っている。お勧め)

「共学の女子学生は、男性の追随者になるべき、と考えるようになる傾向が強い。

 反面、女子大学の学生は、そうは考えなくなる。」と。(@@;

これ、当たっている。

今の娘、テレビを見ていても、例えば国会などの政治情報を見ていると、
「男だけの世界だ。これだけ見ても政治は間違っている」
と堂々と意見を述べる。

「男だけの世界はおかしい。会社だって。
 管理者や役職など男が多い世界は間違っている。全部」と。

女子校教育・・・何となく男親は「優しい。おっとり」などと考えがちだ。

全然違う。

娘の中学1年の時の「運動会」でそんな概念は木端微塵に粉砕された。

「女子校は荒い。おそらくは男子校以上に・・・・・」

「棒倒しみたいな競技(@@)」で鼻血を噴いて保健室に運ばれる女子中学生を目の当たりにして、
女子校教育の凄まじさを実感した・・・(爆)

これが良いのか?悪いのか???

少なくとも、中高一貫の女子校に娘を通わせている親としては。

もう後戻りは出来ないのである。

元気に突き進んで行ってもらいたい。

男なんかに負けるな。

終わり