2011-06-27 バッハを聴きながら 音楽(バッハ好きです) #クラシック バッハを聴いていると、 私はどうしても思ってしまう事がある。 「人類の音楽は17~18世紀を頂点に退化している」 この複雑で精緻な絶対美の中にいると、 無神論者でありたいと願う私も、 もしかしたら神はいるのかも知れない、と思う。 一体、この音楽の完璧さは何だ? 何故ここまで揺るぎない完璧な美を見せ付けてくる? バッハのフーガは美の頂点を極め、 それは数学的な冷酷さすら感じる。 その圧倒的な美と力を前にすると・・・・・ 人生も悪くない、と思う。 そして・・・・・ 昨今の人類を見ていると。 退化しているのは音楽だけではないと思ってしまう。 ああ、人よ、汝の大いなる罪を泣け。