完璧な運転

昔、ビートたけしオールナイトニッポンで「完璧な運転」の話があった。

たまたま運転免許を失効させてしまったビートたけし氏が、
再び取得するため警察の試験場で普通免許を受けた話だった。

「おまえらなぁ~・・・試験場では『完璧な運転』が求められるんだ。

 誰もが普段から運転していると出来ると思うだろう???
 
 ありゃ~凄く難しいよ。否、絶対出来ないと思う。」
と言うような事を語っていた。

「完璧な運転」

特に男が勘違いする傾向が強いと思うが、
ヒール&トウやら逆ハンドルやら4輪ドリフトやらグリップ走行やら・・・・・
いわゆるスピードを競う競技テクニックとは全く違う。

もちろん、出来た方が良いが、
むしろ通常の運転時には必要無いどころか大変な危険行為になる。

現時点での私の感覚だと、完璧な運転とは、
「警察の試験場」で行われている運転免許試験がかなり近いように感じている。

私が実際に警察の試験場で受けたのは大型自動二輪だけだ。
なので個人的には感覚的にしか分からない。

友人に1人、中型自動二輪大型自動二輪普通自動車免許、大型自動車免許を、
全て警察の試験場で取得したヤツがいる。

彼の運転は一般のドライバーと顕著な違いを感じる。

これは違反をするとかしないとかとも違う。

現在の交通システムは駐車違反とスピード違反において、
システム上の欠陥を有しているので、
違反をしない運転が「完璧な運転」とは言い切れない。

一言で言うと「迷惑をかけないで事故を起こさない運転」になるのかな・・・・・

彼の自動車に同乗していると、
非常にスムーズで、何と言うか・・・「完璧感」を感じるのである。

全く揺るがない安定感とも言える。

事故が寄って来ないような運転・・・・・

個人的には警察の試験場で行われている運転免許試験のシステムに対し、
なんか凄いなぁ~・・・と言う思いがある。

実際に取得した人を身近でみると何とも言えないオーラが漂っている。

終わり