災害対策の最優先事項「最初の一撃で死なない事」「枕元に脱出用品」

何事にも優先順位がある。

震災を考慮した場合、何を一番最初にやらなくてはイケないのか???

「死なない事」 = 「最初の一撃を如何にかわすか?」である。

ハイチ地震阪神淡路・・・最近の都市型大地震の死亡者の大部分は、
最初の1分以内に亡くなっている。

ソレをどう乗り切るのか?にかかってくる。

コレは運次第である。

しかし運とは、幸運の女神とは、常に備えた者にしか大抵の場合は微笑んではくれない。

潰れない家に住む事。

潰れない建物で働く事。

まずはコレに尽きる。

大部分の時間を過ごす場所を強靭にする事。

しかし、これは経済問題が絡んでくる。

できる事からやれば良い。

大きな家具は固定し、寝る場所は2階、出来たら順次耐震補強をして行く等々。

また、台所の棚には全てロックがかけられるようにする。

皿や鍋が飛び出して来て頭を直撃されたらひとたまりもない。

そして有効な手段は「携帯電話の緊急地震速報」の利用である。

コレを常にオンにしておけば、直下型地震でない限り、
揺れの10秒前くらいまでに地震波の到達を教えてくれる。
一度、成功した。一度は誤報だったが・・・(^^;

サービスは無料なので絶対に利用すべきである。

続いて、寝場所の安全確保である。

人間は寝ている間は無防備である。

まず、私の場合、常にジャージで寝ている。

もっと言うと自宅では常にスェットパンツ、トレーナー、冬はフリースと言う格好である。

地震が来ても常にフルの態勢で動けるようにしている。
しかし、その程度では万全ではない。

以下に写真付きで私の枕元の装備を示す。

イメージ 1

↑まずはヘルメットと灯火類。
 被災者の意見を聞くと懐中電灯は激しい揺れで吹き飛ばされてしまうので、
 固定をしたり、そもそも10個くらい用意しておけ、と言うアドバイスがあった。

 私はヘッドランプタイプ、懐中電灯タイプをコレ以外にも沢山各部屋に装備している。


イメージ 2

↑忘れてはイケないのが足元だ。

 散乱した部屋から脱出する際、靴は絶対的に必要となる。
 
 それもヤワな靴では役に立たない。

 私は自分の寝場所には登山靴を、会社には軍用ブーツを装備している。
 拡声器やロープ降下用8の字リング、ラジオ付き灯火も装備。


イメージ 3

↑米国警察特殊部隊が使用しているSWATベスト。
 コレに様々なサバイバル用品を詰めている。
  コレが私の第一次脱出用品である。


イメージ 4

↑また、常日頃、必ず持ち歩いているのがこの製品だ。

 上から「レザーマン」。
 非常に有益な携帯工具と考えて良い。
 コレがあればかなりの程度、脱出用具としても使える。

 下は「シュアファイア」。
 現在市販されている最強の懐中電灯。

 各国の軍隊や警察で使用されている非常に強度も高く、
 また、明るさたるや・・・・・
 一度使用してしまうともう後戻りは出来ない。

停電になった暗闇からの脱出・・・・・

一度、防災センターで経験する事をお勧めする。

暗闇・・・慣れぬ者は間違いなくパニックを起こすであろう。

枕元には飛ばされないように固定した懐中電灯を装備せよ。

そして、堅牢な靴をっ!!

次記事「トイレ問題こそが生き残った者の最優先装備」へ続く。