日本の男女の出会いと恋

昔、何かの雑誌で読んだ話。

ニューヨークでの独身者の出会いの場での出来事。

ある日本人女性がいた。

少し離れた所に日本人男性が。

あるアメリカ人男性が日本人女性を気に入り、
盛んに話しかけた。

女性は一応受け答えをしていた。

欧米人の男は非常に積極的だ。

そして、一生懸命に言葉を駆使して女性を口説く。

その洗練された話術は素晴らしい。

しかし、その時は、彼女はそのアメリカ人男性に対して、
結果的に断った。

その事自体はどうと言う事もない。

しかし、アメリカ人男性が非常に驚いたのは、
実は、彼女は最初から、少し離れた場所にいた「日本人男性」に心を惹かれていた。

その後、その日本人女性は、その日本人男性と付き合う事となる。

アメリカ人男性は言う。
「一体、彼らは何なんだ???一言も交わさずに意思疎通???
 日本人はテレパシーを使うのか?」と。

一般的に欧米人は言葉を駆使する事を最大の課題としているように見受ける。

妻には毎日「愛している」「今日の髪は素敵だ」とか、
手を変え品を変え、言葉で「愛」を表現する。

しかし、日本人は違う。(もちろん程度の差はあれ)

言葉をそれほど重視していないように思う。

ただ、ただ、ジッと見詰め合い、
言葉も交わさず、ギューーーーーっと力強く抱きしめた時、
女も男も愛を感じる。

と、思えるのだが・・・・・



余談:20代の頃の私は本気でヨーロッパ女性との結婚を夢見ていた。
   
   英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語の語学学校に通っていた。
  (もちろん同時進行ではない。学校の場合、2ヶ国語同時進行程度)

   他にNHKラジオ講座でイタリア語も・・・・・(^^;

   文献も異常に漁っていた。

   ドイツ文学者の小塩節氏の本で、トーマス・マン未亡人に語る言葉を読んでびっくりした。

   ヨーロッパの女性を褒める時、口説く時は、最大限の褒め言葉を臆面もなく使用せよ、と。

   「おお、貴女の深遠なるブルーの瞳は、我が祖国の深き湖を想い起こさせる。
    その輝きには安らぎと癒しの○×△□・・・・・」

    メモしたのは言うまでもない。(爆)


超余談:ラテン文化・・・ヨーロッパの中でも異質だ。
   
   奴らは「ピロッポ」と呼ばれる女性を口説く際の「最終兵器」を繰り出してくる。
   特に、イタリア・スペインで日本女性はコロリと騙される。(爆)

   凄いハンサムな男が、水溜りで貴女とすれ違った際、
   ハンカチを足元に落としてきたりする。

   「どうぞ、このハンカチを踏んでお通り下さい。」と恭しく言う。
    
   そして、続ける。
   「ああ、私は、このハンカチになりたい。」とか何とか・・・・・(^。^;


超々余談:
   20代の頃の私・・・「ピロッポ」・・・
   物凄く研究したのは言うまでもない。(^^;
   単語帳を使って、独特のバージョンを編み出した。(爆)
   `;:゛;`(;゜;ж;゜; )スーパーゴルバチョフッ!!

   ちなみに、ある時、教科書を読んでいたら、
   「perder cabeza」(西語、理性を失う。困惑する)と言うのが出てきた。

   ちょっと、初対面のスペイン女性に使ってみた。

   「ワタシ、アナタ見て、perder mi cabeza」と。

   私の外見はどうやら非常に真面目に見えるらしい。
   
   しかも、日本人男性。(世界的にはクソ真面目の塊と思われている)

   一瞬、きょとんとされたが・・・・・「大うけした」・・・・・

   その後どうなったかって???

   野暮な事は訊くなよな。
   ↑あ、すみません。つい、見栄を張ってしまいました。
    受けただけです。(T0T)



超超々余談:
   石田純一・・・・・男的には凄く尊敬している。

   石田純一・・・・・父親的には抹殺すべき存在。
`;:゛;`(;゜;ж;゜; )オッペンハイマーッ!!