花鳥風月と生き抜く心と

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昔、あるイジメを経験した人の本が話題になった。

その人は何度も自殺未遂を起こしたり、
非行への道にも入って行った。

結果的に立ち直れて本を出した訳である。

その本を読んだある作家がこんな事を書いていた。
(作家名は忘れている)

「この本の内容には全編を通じて花鳥風月の記述が欠如している。」

即ち、悲しくなって外へ飛び出し雲を眺めた、とかの。

壮絶なイジメを受けている者に花鳥風月は無いだろう?と思った。

しかしながら今の私は、
もしかしたら花鳥風月の心は生き抜く上で大切なのかな?と思う事もある。

人間に絶望した時、
社会から逃げ出し花鳥風月に思いを馳せる。

花を愛で、鳥の囀りに耳を澄まし、
風を畏れ、月に風流を感じる心。

自殺防止に案外役立っているのかも知れない。

最近の私は・・・花鳥風月に取り憑かれている・・・