日食観測用メガネ各種

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2009年7月22日、南西諸島では皆既日食が見られる。

当ブログでも何度もご紹介してきたが、
何度かに分けてマトメの記事を掲載する。

最初は日食観測用メガネ各種である。

え~最初に白状しておく。
そうさ、私は幼稚園児の頃からの筋金入りの天文好きであ~る。
(^。^;)

天文系のグッズは独身時代は特にハンパなく収集してきた。

この際、披露しておく。

皆既日食と言う、あらゆる天文現象の中でも最大のイベント。

ハンパない情熱を傾けている。

さて、日食観測用メガネである。

図鑑などの付録もあるが、
現在入手可能なのは一部を除きコレくらいであろう。

安いのは300円くらいからある。

「日食観測用」と明記していて、
ヨーロッパや日本の規格が書いてあるのは大丈夫だと思う。

しかし、如何に写真にある専用メガネを使っても長時間見続けるのは禁物。

太陽観測は基本的に非常に危険である。
日食網膜症」になり、下手をすると失明の危険すらある。

ちなみに、写真の日食観測用メガネは途中経過の「部分日食」の時に使用するものだ。

皆既の1~3分前くらいになったら外す。
↑コレ基本中の基本。
でも本当は1分前くらいが望ましいが、撮影用も含め、
外し忘れが一番怖いので3分前くらいかな?

本当に肉眼で直視しても安全なのは、
皆既日食の10秒前に突然出現するダイヤモンドリングからである。

何度も書いてきたが、
このダイヤモンドリングと呼ばれる現象、
文句なしにこの世で一番美しい光景だと個人的には思っている。

でも外すタイミングが難しいので、
直視する危険性を熟知した上で3~5分前に外すのなら良いだろう。

ちなみに筆者は今回は写真撮影とビデオ撮影の両方するので、
5分前から外す予定。
(撮影機材からフィルターを取る作業があるので眼視観測はその間出来ない)

筆者がかつて行った皆既日食ツアーでは5分前に外せと言う放送があった。

撮影する人が多かった配慮である。

従って、皆既日食ではない部分日食を国内で観測する人は、
例え99%欠けても必ず日食観測用メガネが終始必要となる。

繰り返す。
「部分日食」の観測には終始日食観測用メガネが必要。

しかもメガネをしても、ずっと見続けるのは危険。

さて、明日の記事には「皆既日食」資料一覧を掲載予定。
(^_^)v