彗星・・・4000年後の人類・・・

彗星・・・突然夜空に現れ雄大な尾をなびかせる。

太陽系の遙か彼方から飛んでくる。

数千年に一周の割合で太陽の周りを超楕円軌道で回っているモノすらある。
あるいは何万年もかけて・・・

4000年周期の彗星が今現れたとすると、
コレを前に目撃したのは縄文人になる。

そして、4000年後・・・

果たして、人類は、その彗星を見る事が出来るのだろうか?

公害、人口爆発、戦争・・・・・

私達の人生は、一生懸命に生きたとしてもせいぜい80年で確実に死んでゆく。

でも、私達の子供、孫、ひ孫・・・ズーーーーーっと続いて行くと信じたい。

きっと、きっと、夜空に尾をなびかせるその彗星を、
4000年後の人類は見る事が出来る、と。



参考文献:「星を見に行く」誠文堂新光社