「皆既日食観測」豆知識シリーズ その3.「食分」

誠に申し訳ありません。

平日は仕事で、休日は皆既日食対策にと、
非常に多忙を極めておりまして、
返コメと皆様へのご訪問が滞っております。

記事のアップは続けて行きたいと思っておりますが、
返コメが遅れる事をご了承下さい。
でも、何故か「日食記事」への返コメは早いかと・・・(^^;

完全に「日食病」が再発しております。(>0<;

当面、この状況が続きそうであります。
m(u u)m


え~・・・現在、私は会社(自営業)のコンピュータの前で、
9:30より開始される航空券のチケット争奪戦に備えている。

帰りの「種子島→鹿児島」・・・
果たして・・・取れるのだろうか?

他の航空券は幸運にも全てゲットしている。

幸い、知り合いの親戚の家に泊まるので、
延泊すれば良いだけなので一応「行けない」「帰れない」「泊れない」と言う、
最悪の状況ではない。

コレがダメでも1ヵ月後のフェリーがある・・・

が、ココは何としてでも押さえたい・・・
果たしてどうなる事やら。
(^^;


皆既日食観測」豆知識シリーズ その3.

日食の欠け方は「食分」と言う数値で表される。

「1.0」で皆既日食。(=100%)

「0.5」は月の先端が太陽の中心に来た時。(=50%)

面積比ではない事に注意。ちなみに0.5は面積だと約40%。

今回の皆既日食の食分は「1.08」になる。

東京は11時12分58秒に「0.749」になる。(74.9%)

福岡は10時56分05秒に「0.898」になる。(89.8%)

鹿児島は10時57分18秒に「0.963」になる。(96.3%)
↑各資料の計算法により、微妙に誤差がある事にご注意を。
 「完全ガイド 皆既日食」「皆既日食2009」を参考にした。


余談:「部分日食と皆既日食は全く別の現象である」
   
  「完全ガイド 皆既日食」と言う本に書いてあった事を要約する。
   
  「部分日食を見て日食を見たと言う人は、オペラハウスの前に立ってオペラを見た、
   というようなものだ。

   金環食は一幕だけみたようなもの。

   90%くらい欠けた部分日食で序曲を聴いたようなもの。」

   ↑けだし名言であるかと。

   たとえ、99.9%欠ける部分日食であっても、
   所詮、ソレは部分日食である。

   そこまで欠ければ、かなり暗くなるし、ヤバい感覚もするであろう・・・・・

   しかし、皆既のその瞬間の「神の領域」には入らない。

   その瞬間、人は神の世界を垣間見る事になる。

   普段は無宗教で罰当たりな私も・・・その瞬間・・・神の領域を感じる。

   そこには・・・最大の栄光と最大の悲劇が同在している。

   1人の人間として神の世界に踏み入れてしまう事。

   そこには・・・震える事しか出来ない哀れな人間を感じる・・・

   自然の持つ圧倒的な「力」の前に・・・


余談2:
   皆既日食は意外にも世間的には「地味な現象」として捉えられているように思う。
   
   その理由はやはり、写真やビデオの映像にあると思う。

   残念ながら映像では100万分の1すら表現する事は出来ない。

   コレほど映像と実物がかけ離れている現象は珍しいと思う。

   何回も写真やビデオは見てきたが、実物とは全然違う。

   と、言うか、全体感がまるで欠如しているので、迫力が全然無い。
   
   その凄さは・・・・・

おっと、航空券の予約をしないと・・・・・
(^0^;v