「ブーニン バッハ・リサイタル」

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休日の午後・・・

今日は同じバッハでも趣向を変えて、
スタニスラフ・ブーニンのピアノで、
「バッハ・リサイタル」
を聴いている。

初めてブーニンの名を知ったのは、
ポーランドショパンコンクールで優勝した時。

若く神経質そうな青年と言う印象だった。

解説書には1990年とある。
今から20年近く昔の録音になるのかっ!!
月日の流れるのは速い・・・

まあ、それはともかく、
バッハの作品をピアノで聴くと、
ちょっとした違和感があるような気がしている。

私は圧倒的にチェンバロが一番好きな楽器なので、
いつもチェンバロで聴いているせいだと思うが、
しかし、ピアノはなんかバッハじゃない気がたまにする。

どこがどうとは言えないのだが、
繊細なブーニンの腕を持ってしても、
チェンバロのすぐに壊れてしまいそうなガラス細工のような音と、
現代ピアノの力強い音・・・

バッハの音楽って時に豪快に聴こえるが、
実は非常に繊細な気がしている。
(‘o‘)ノ