もし、人類が突然いなくなったら・・・

先日、書店で見つけ、つい少し立ち読みしてしまった本。

タイトルは忘れたが、
もし、人類が突然いなくなったら、
何日後、何百日後、何年後、何百年後、何千年後、何万年後、
それぞれどうなっているのだろうか?と言う内容だった。

それをテレビ化した番組を、
昨夜やっていた。
偶然見かけたので少し見てしまった。

非常に面白いな、と思ったのは3つ。

まず、ネズミ。
最近までは、人類亡き後はネズミとゴキブリの天下、と言われていたが、
最新の研究によると、実はネズミは人間の残飯にかなり依存しているので、
人類亡き後は急速に数を減らすそうである。

次に犬と猫。
犬、特に小型ペット犬は確実に生存率が低いそうである。
中型犬以上も野生部分が削られているので、
まず生きられないそうである。

意外にも、と言うか、やっぱり、と言うか、猫。
これはかなりの部分、野生を残していて、
しかも人間に対する依存度が低いので、
生き残る確率が高いそうである。

最後に人類の痕跡。
滅亡後1万年。
人類のいた痕跡は外見上ほとんど消滅してしまう。
高層建築すら。

一見すると、現在我々の使っているDVDなどの記録媒体。
非常に強そうに見えなくもない。
しかし、これらの保存は最悪でせいぜい数十年で消え失せる。

意外にも?強いのはやはり「石造り」のもの。
エジプトのピラミッド。
アメリカの山に彫られた石の合衆国大統領の顔。

現代の我々の科学技術・・・意外にも非常に脆弱である事が証明された。
石造りの物を残して、
後は跡形も無く消え失せてしまうようである。

私はこのような皮肉?が大好きである。
(-0-v