空間認識能力

中学受験の算数の問題に、
「立体を斜めに切って、その切り口の面積を求めよ」
と言うのがある。

中学受験塾の先生に言われた。
「切り口が1回だけ切った物だったら、何とかやってみなさい。
 2回以上切込みを入れる問題だったら、即座にあきらめるように。
 普通の子供には出来ません。
 否、大人でも難しいと思います。
 
 余談ですが、過去にたった一人だけ、
 即座にこの種の問題を解く男の子がいました。
 何故こんなに速く解けるのか分らず、
 親に訊いてみたら、お父さんが一級建築士で、
 小さい頃から図面を見るのが好きだと言うのが分りました。
 また、遺伝的にもそういう特殊な物を持っていたようです。」

ちなみにその男の子、その能力だけが傑出しているだけで、
中学受験的には全然ダメだったそうである・・・(><;

「空間認識能力」
パイロットには特に必要とされる能力だそうだ。
一般的に男性が優位で女性には苦手とされる能力。
そういえば、男女平等の世の中にあって、
女性パイロットって少ないように感じる。
(まあ、他の要因も色々あるんだろうけど)

「JETでGO」と言うコンピュータゲームがあるが、
機体を水平にしながら着陸させると言うのは非常に難しい。
管制塔から指示される枠内に機体を持って行き、
なおかつ向きを正さなくてはイケない。

また、ラジコンヘリを空中でホバリングさせるのも、
全ての方向の力のバランスを取らないとイケないので、
非常に難しい。

ちなみに私が今までに体験してきた物で最も難しいと思ったのは、
大型自動二輪免許」(←ちなみに今のように教習所では取れない、警察の試験場での取得)
ではなく「ラジコンヘリの操縦」であった。

コンピュータシミュレーション上だけで毎日1~2時間練習し、
3~4ヶ月でなんとか上げて下ろす。
ホバリングには半年くらいかかった記憶がある。

実機では肩くらいまで上げてホバリング、無事降ろすのがやっとだった・・・(><;

空間認識能力・・・かなり手強いと思う。