家庭教師及び個別指導塾の怖さ

個人的な体験と読み込んできた受験関連本による、
現時点での意見です。

私の高校時代、親が家庭教師を付けてくれた。
東大の理工学部の方。

今になって振り返ってみると、
「人に教える」と言う事と「勉強が出来る」と言う事は別次元の問題。

大抵の親はここで間違えてしまうと思う。
有名大学のネームバリューはなかなかどうして重い。

そして塾。
娘が入塾する際、説明会の時に塾長は断言した。

「家庭教師、個別指導塾は基本的にダメです。
ライバルがいて、初めてやる気が起きるものです。
個別は余程の苦手教科がある場合のみ、
つまり、塾の勉強について行けない場合のみにとどめておくべきです。」

自分の体験としても、娘の中学受験のあり方としても正しかったと思う。

昨日の別記事にも書いたが、
個別に行った子の結末。
正直、怖いと思った。

裕福で、1人娘を可愛いと思っての選択だったのだろうが・・・

塾では揉まれて色々あり、大変だった。
泣いた事もあった。
しかし、結果として娘は強くなったと思う。
凄まじい挫折も体験したし・・・(^^;

友人でもある先生が言っていた。
「オマエの娘が小2で入塾して来た時、
ガラス細工のような心を持った子だと思った。
今は強化プラスチックになった(笑)。」

そう言えば、小学校において、普通部やSFCに入った子は、
例えばサピックスに通いながらトーマスの個別を受ける、
と言うような金に物を言わせた凄まじい展開をみせていた・・・
ある意味、羨ましい・・・(^^;