落語「ラーメン屋」桂文治
昨夜、寝る前に録画してあったBS-TBS「落語研究会」を観た。
観始めてちょっとしたら、
明らかにこの噺は聴いたことがある、と確信した。
いつどこで誰で?と思い出してみたら。
国立演芸場(東京・隼町)だったと記憶が掘り起こされた。
少し長い噺なので定席の寄席でないのは明らかだ。
おそらくは国立の名人会あたりだったと思う。
いつ、誰だったのかは分からず仕舞い。
これはタイトルだと何となくユーモラスなイメージだが、
実は凄い人情噺。
仲は良いけど子宝に恵まれなかった老夫婦。
今でも屋台を引いてラーメン屋をやっている。
人気がありお金には困らないで何とかやっている。
そんなある夜・・・・・
1人の若い男が客としてやって来る。
老夫婦はこの男に「何か」を感じるのだ。
そして・・・・・
この後、なかなかどうして泣ける展開を見せるのである。
それにしてもBS-TBSの「落語研究会」は思い切りマニアックで素敵な番組だと思う。