スコア《ハープシコード協奏曲》マヌエル・デ・ファリャ


女性ハープシコード奏者ワンダ・ランドフスカのためにファリャが作曲した。

しかし余りにも厳格な手法にランドフスカは馴染めず、
二度と演奏することはなかったと言う。

改めてスコアで眺めてみると。

厳格でもあり、斬新でもあり。

そして何よりもハープシコードの音色を非常に美しく引き出していると思う。

それはバロック時代のハープシコード曲とは全く違う極めて民族的なものを感じる。

私的にはスペインの修道院が浮かぶ。(笑)

時折無性に聴きたくなる曲。