歌舞伎が不振の理由

先日、歌舞伎座の不振について書いた。

演目の担当者が変わった?と言うくらい、
正直う~ん、と思っていた。

すると先ほど娘からLINEが来た。

平成最後の歌舞伎座で、空席が目立ってきた必然的な理由(現代ビジネス)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190331-00063777-gendaibiz-ent

↑あ~やはり、同じ事を考えていた専門家がいたと思った。

しかも歌舞伎座だけではなく国立劇場までとは。

リンクを貼った記事では、理由として「親がお家のために我が子を殺す演目が多い」のを挙げている。

確かに現代社会では全く受け入れられないのだが。

それでも「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」みたいに、
後半ガラリと変わって面白くなるならまだいい。

号泣で終わるものとか結構しんどい。

あと、最近の新作歌舞伎にも言及しているが、
確かにそうだと思った。

ワンピース歌舞伎を観て面白いと思ったお客さんは、
歌舞伎座に1度は来るかも知れない。

しかし本格的な古典歌舞伎を観てリピーターになるとは思えない。

だから新作を止めろなどとは決して言わないが、
あの種の新作歌舞伎と古典歌舞伎はかなり違うと思っていて間違いない。

昨年からずっと気になっていただけに由々しき事態だと思う。

終わり