第三者委員会(笑)

事件が起きた場合、時折「第三者委員会」なるものが設置されるケースがある。

イジメ問題でよく聞かれる。

最近では大相撲の暴力問題やNGTの暴行問題で設置された。

実に不思議と言うか、やっぱりと言うか。

どのケースでも事態は全く収拾しないどころか、
かえって不信感を抱かせる結果となる。

何故なのだろうか?

一応、弁護士など一見するともっともらしいメンバーを揃えて、
中立っぽい体裁を整えるが、
いずれにしてもはっきり言えるのは、
「取り調べのプロではない素人集団」だと言うこと。

弁護士とは本来、依頼人のために動く存在であり、
決して中立の立場ではない。

誰が依頼したのかによって非常に大きく立場が変わってしまう。

それ以外のメンバーは、はっきり言って素人。

イジメや暴力問題において適切な「取り調べ」など出来る訳はない。

だからこそ、実にいい加減な調査結果が出てしまい、
事件を余計に混乱させてしまう。

何故なら大抵の場合は、事件が起きた組織が依頼して設置するため、
組織に都合のいい人選になってしまう。

従って私的には、第三者委員会なるものが設置された段階で、
もうダメダメ烙印を押してしまうほど信頼していない。

正直、時間とお金の無駄だと思う。

と言うよりも、事件をより混乱させてしまうショウもない存在にしか思えない。

結局のところ事件である以上、
警察や検察による取り調べと裁判と言う、
いわゆるプロフェッショナル以外の者が関与したら混乱するに決まっている証左であるかと。

終わり