セクハラと美術の関係

Yahoo!ニュースで美術大学の講義でセクハラを受けたと受講生が大学を訴えたとあった。

↓記事へのリンク↓
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6315410

何でだろう?と思って読んでみたら・・・・・

う~ん、会田誠氏の授業だったかっ!!と、ある意味納得してしまった。

会田氏の作品はかなり過激だ。

美術展に行くとカーテンに仕切られた18歳未満お断りの部分すら設けられているケースもある。

かなり強い性的描写が普通に沢山ある。

これをどう考えるべきなのか。

訴えた方は、動悸や吐き気、不眠の症状が続き、急性ストレス障害の診断を受けたとある。

これはかなり難しい問題だと思う。

アートの追求とは何ぞや?という問題にも直面する。

環境型セクハラと言うらしいが。

受講者の感覚も大切だと思う。

しかし最近、言葉狩りも酷いとも感じている。

何もかもが規制の対象になるのは、
それこそ「いつか来た道」ではないか???

前衛的、あるいは最先端のアートの場合で、
性的な表現を含む時は事前に生徒に伝える必要もあるのかな?とも思う。

何とも言えないが、正直、会田氏の作品でそこまでなるか?と言う思いもなくはないし、
そもそも芸術大学で学ぶのにそれで大丈夫?と感じなくもない。

被害を受けた方にはお気の毒ではあるが、
会田氏の作品は非常に有名であるし、
展示会も過去多数開催されている実績のある人なのは間違いない。

とは言え・・・・・

現時点での個人的意見では、
やはり大学側は事前に伝えておくべきだったのでは?と思う。

訴訟になってしまったのは、
大学側の応対にも問題があったのかも知れない。

その辺の事実関係はともかくとして、
性の問題は昔から芸術が絡むと非常に厄介になるのだけは間違いない。

困った事態だと思う。

終わり