BMWのオートバイとヤジロベエ(T0T)

先日、信号を歩いて渡っていたら、
赤信号で止まろうとしていた大型オートバイに気付いた。

BMWのオートバイだった。

BMWは言わずと知れたドイツの高級自動車メーカーだが、
非常に優秀なオートバイも作っている。

ほとんどが大型車であり、憧れている日本のオートバイ乗りは多い。

だが、このBMWのオートバイと言うやつ。

日本人には結構キツい。

そもそもが身体の大きなドイツ人の、それも男が運転するのを基本としているため、
普通の日本人の体格では無理が生じてしまうのである。

おおよそ、足の長い白人男性で185cmくらいの高身長の人に丁度良いように作られていると思っていい。

昔、私が大型自動二輪免許を取得してナナハンに乗っていた頃のこと。

私の体格だと、まあ何とか両足はギリギリで着地していたが、
ベッタリと言う訳ではなかった。

片足なら何とかベッタリ着地してくれたので、
ギリギリ誤魔化しは出来ていた。(苦笑)

しばらくすると当然、BMWのオートバイにも興味が出て来たので、
ショップに行ってみた。

店員さんは私のナナハンを見たので、
冷やかしではないと思ったのか、
「どうぞ跨ってみて下さい」と言った。

すると・・・足首をピーーーーーンと思い切り伸ばしても、
ようやくギリギリで地面に片足のつま先が着くくらいだった。

座高の高さがハンパなかったのである。

即座に諦めたのは言うまでもない。
(もちろん表向きは高額と言う理由で諦めたのは言うまでもない。悲笑)

その後、BMWのオートバイを運転している人を見掛けると、
信号待ちに注目してしまうクセがついている。(苦笑)

そこでこの記事の最初に戻る訳なのだが。

普通の日本人の体格の人が運転していたのだが。

信号待ちの時はわざわざ道路の一番左側に寄り、
左足は歩道の縁石に乗せ、右足は足首をピーーーーーンと思い切り伸ばして、
つま先で立っていた。

やはり「ヤジロベエ」になっていた。

BMWのオートバイ・・・日本人にはクセモノである。(苦笑)

(T0T)