嘘とSNSの関係は

先日、テレビを見ていたら「SNSで嘘をつく女」というのがやっていた。

要するに、SNSで見栄を張るために嘘をつく女の割合はどのくらいか?と言うものだった。

統計の取り方次第でどうにでもなる気もするが、
一応、その番組では嘘をつく女は低率ではあった。

よく言われている事に、
「リアルでは嘘は難しい」と言うのがあるが、
そもそもリアルで話す人と言うのは親兄弟親戚、友達、顔見知りがほとんどなので、
嘘をつく事自体が非常に難しい現実がある。

それでも嘘をつくヤツは結構いる。

そしてここが問題なのだが。

実は≪リアルでは真実も言い難い≫と言う現実もある。

つまり本当の事と言うのは、リアルでは意外にも言い難いものだ。

誹謗中傷まで行かなくても諫言などはその最たるものだと思う。

ネットの世界なら、もっともっと簡単に嘘をつけるのは事実だと思う。

しかし反面≪ネットの世界では真実を言い易い≫のも事実だ。

例えば、匿名性の強いブログでは嘘も簡単に書けるが、
リアルでは絶対に書けない真実も書けてしまう。

ブログの世界は「嘘もつき放題だが真実も書き放題」と言う実に面白い実態がある。

実際、見栄で固めた嘘ブログと言うのも存在しているのだろう。

そして反面、絶対にリアルでは言えない、例えば不倫ブログなんかも存在している。

個人的に感じているのは、これはリアルでも全く同じなのだが。

嘘つきは嘘つき同士で集まり、真実の人は真実の人同士で集まると感じている。

嘘をつく人はやはり嘘が好きなのだと思う。

逆もまた真なり、で。

真実のブログでは嘘つきは排除されて行く。

嘘つきのブログでは真実の人は排除されて行く。

そういう風にして人間社会は成り立っているのだろうな、と思う。

そして迂闊に接点を持ってはならないタイプの人と言うのも確実に存在していると思う。

終わり